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国税専門官の仕事内容

国税専門官の仕事内容

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しっかりとした財源の確保は、国を健全に動かしていくうえで、とても大切なことです。そのためには個人や企業などの納税者から、適正な税金を徴収することが必要になります。勘違いなどからくる間違った申告や納税額の誤り、あるいは悪意をもって行われる脱税や滞納を厳しくチェック。不正な納税を見逃さず、許さず、公正で公平な納税のために働くのが、国税専門官です。国税専門官採用試験合格後、何度かの研修を受け、実務経験を重ねて税務署に配属。国税調査官・国税徴収官・国税査察官として働きます。

国税調査官

個人や企業の納税者と直接向かい合い、納税に必要な書類の書き方を教えたり、申告書類と帳簿を照らし合わせて、申告内容が正しいかどうかのチェックをします。申告内容に誤りが見つかった場合には、申告の指導を行います。税務署に頻繁にかかってくる電話での問い合わせや窓口での対応も、国税調査官の仕事です。また、税務署に待機しているばかりではなく、個人や企業からの納税相談、手続き説明のために、納税者のところに自分から出向くこともあります。確定申告の時期に当たる毎年2月中旬から3月中旬にかけては、当然ながら数多くの申告が集中し、それに伴う相談も急増します。国税調査官が最も忙しい時期になります。

国税徴収官

滞納された税金を徴収する仕事です。経済的な理由からやむを得ず、あるいは意図的に税金を滞納する人が増えています。定められた納期限までに納付されていない税金に対して督促をします。その際、滞納者になるべく無理のない税金の支払いプランの提案なども行います。督促に応じない場合には、財産調査をします。隠しもっていれば金銭を、支払いできる金銭がない場合は、有価証券、自動車、不動産など換金可能なものを差し押さえします。これを滞納処分といい、国税徴収官の仕事になっています。

国税査察官

かつて大ヒットした映画『マルサの女』でおなじみになった、通称「マルサ」と呼ばれる役職です。主に悪質な脱税者に対して、裁判所から許可状を得て、家宅捜索や差し押さえなどの強制調査を行います。客観的な証拠が得られ、脱税が事実と判明すれば、刑事罰を求めて検察に告発します。

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