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自衛官になるには

自衛官になるには

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高校卒業後(見込みを含む)に自衛官になるには、いくつかのルートがあります。陸上・海上・航空自衛隊で中核を担う、曹という階級の自衛官を養成する一般曹候補生。陸上自衛隊では2年、海上・航空自衛隊では、3年を一任期として勤務する自衛官候補生。階級のつかない国家公務員として幹部自衛官を養成する防衛大学校などの教育機関。海上自衛隊、航空自衛隊のパイロットを養成する航空学生などの進路があります。
また、大学や大学院を卒業(見込みを含む)した人が応募できる、自衛隊幹部候補生一般の募集もあります。

陸・海・空自衛隊の基幹隊員となる一般曹候補生

陸上・海上・航空自衛隊における曹という小部隊のリーダーにあたる階級の自衛官を養成するのが、一般曹候補生です。
曹は自衛隊の基幹隊員となる存在で、応募資格も18歳以上から27歳未満と幅広く、大卒者や社会人経験者などの応募者も多数います。自衛官候補生のような任期制ではありませんので、民間企業の身分で例えれば正社員となるのが一般曹候補生です。

一定期間の任官で勤める自衛官候補生

自衛官候補生は、採用後、3カ月の基礎教育を経て、陸上自衛官は2年(技術系は3年)、海上・航空自衛官は3年を一任期として勤務する任期制自衛官のコースです。
民間企業の契約社員に似た待遇で自衛官として働き、任期中に資格取得の機会が与えられるほか、就職支援が受けられ、契約満了時には退職手当も支給されます。任期終了後に更新することも可能です。

防衛省の教育機関で幹部自衛官を目指す

防衛省では、陸上・海上・航空自衛隊の幹部自衛官を養成する防衛大学校のほか、医師や保健師、看護師として陸上・海上・航空自衛隊の幹部自衛官を目指す、防衛医科大学校医学科・看護学科のコースがあります。
推薦、総合選抜、一般前期・後期に実施される試験に合格した人は、国家公務員として入学金・授業料は免除され、学生手当の支給を受けながら勉強に励みます。卒業後は曹長として、陸上・海上・航空自衛隊の幹部候補生学校に入校し、教育訓練を経て自衛隊の職域に応じた専門教育を受けて幹部としての道に進んでいきます。

海上・航空自衛隊の養成課程でパイロットを目指す

高等学校卒業または高専3年修了(見込みを含む)で21歳までの男女には、海上自衛隊・航空自衛隊のパイロットを養成する航空学生という進路があります。
試験に合格すると、操縦士として2年間の教育課程を受けます。名称は学生ですが国家公務員として処遇され、俸給と賞与が与えられます。その後、海上自衛隊航空学生は、「海上自衛隊小月教育航空隊」で約4年間、さまざまな教育や飛行訓練を受けます。さらに部隊で2年間の訓練を積んでパイロットや戦術航空士の資格を取得し、幹部の道を目指します。
航空自衛隊航空学生は、「第12飛行教育団」に入隊し、約2年間、基礎教育を受け、さらに約2年間、飛行幹部候補生として飛行訓練を行い、4年間でパイロットの資格取得を目指します。そののちは戦闘機や輸送機などの教育訓練を受けて各部隊に配属となります。

自衛隊幹部候補生に応募する

大学や大学院を卒業・卒業(見込みを含む)した人が応募できる、自衛隊幹部候補生の募集に応募し、合格すれば入隊後、約1年で3等陸・海・空尉(大学院卒業者向けの試験に合格した人は2等陸・海・空尉)となることができます。
しかし、募集人員は一般曹候補生や自衛官候補生ほど多くはなく、狭き門であるといえます。

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