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裁判官のズバリ!将来性は?

裁判官には、「最高裁長官」「最高裁判事」「高裁長官」「判事」「判事補」「簡裁判事」の6種類があります。裁判官に任官されてから10年未満は「判事補」で、単独で審理することはできません。裁判官としてのキャリアが10年以上になると「判事」となり、任命を受けて裁判長を務めることが可能になります。
全国の裁判所が受けた事件の総数は、2011年が405万9782件で、2015年は352万9977件(裁判所ホームページ)と減少傾向にありますが、社会が複雑化している状況をかんがみると、裁判官としての役割はさらに増してゆくことが予想されます。

全国各地で10年以上の経験を積んで判事に

裁判官のキャリアは、裁判長の下で陪席裁判官(裁判の進行を補佐的に担う役割)として訴訟を扱い、訓練を積む「未特例判事補」からスタートします。裁判所で扱う事件が最も多いのは、全国の都道府県庁所在地にある地方裁判所です。多くの場合、新人裁判官は地方裁判所の判事補となり、3人グループのなかの「左陪席(裁判長の左隣の席に座る裁判官)」として仕事を覚えていきます。家庭裁判所に配属になる場合もあります。経験を積んで裁判官としての実力をつけていくと「右陪席(裁判長の右隣の席に座る裁判官)」となり、一人で審理、判決を行う単独事件を担当します。10年以上の経験で、判事補から判事となります。さらに経験を積むと、3人グループのまとめ役である裁判長になります。

高等裁判所の部総括を経て長官を目指す

判事任命後しばらくは地方裁判所や家庭裁判所の合議事件( 3人の裁判官の合議で審理する事件)の右陪席、高等裁判所の左陪席、地方裁判所や家庭裁判所の中小規模支部の支部長等を務めるのが一般的です。地方裁判所や家庭裁判所の部総括(合議体の裁判長)となるのは、判事任命後10年目前後が多いようです。そして判事になって20年経過したころから、所長へと昇進する人も出てきます。さらに高等裁判所の部総括を経て、高等裁判所長官、最高裁判所判事、最高裁判所長官へと任命されるのが最高ランクの出世コースです。

高等裁判所長官のポストは全国に8つ

高等裁判所の長たる裁判官は高等裁判所長官です。高等裁判所長官のポストは、東京、大阪、名古屋、広島、福岡、仙台、札幌、高松の8つです。法的には同格ですが、東京高等裁判所長官については他の長官よりも給料が高く設定されています。東京高等裁判所長官および大阪高等裁判所長官は、事実上、最高裁判所判事への出世コースの通過ポストとなっており、定年退官した人など一部を除けば、そのほとんどが後に最高裁判所判事に就いています。最高裁判所長官と14人の最高裁判所判事が裁判官の出世コースの頂点で、最高裁判所長官に到達するのは超エリートです。

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