• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • 芸術・写真・イラスト
  • イラストレーター
  • 求められる人物は?適性を知る
イラストレーターに求められる人物は?適性を知る

イラストレーターに求められる人物は?適性を知る

全国のオススメの学校

絵が好きなことはもちろん、色彩感覚や造形感覚に優れていることがイラストレーターには重要なスキルになります。さらに、デッサンなどの基本技術に加えて、独特な作風やセンス、時代感覚をもっていることも成功のポイントだといいます。そのためには、日々努力して自分を磨き続ける忍耐強さも必要になるでしょう。
また、イラストレーターの仕事は、依頼主があって初めて成り立つもので、その要望を理解して表現できる能力も重要です。仕事にもよりますが、アートディレクターや編集者などとの共同作業もよくあることなので、コミュニケーション能力も必要になってきます。

「好き」のさらに上を行く

「絵を描くことが好き」という人はたくさんいます。しかし、イラストレーターを目指なら「絵を描くのが私の使命」というくらいの気持ちをもっていないと、成功はおぼつかないともいいます。イラストレーターになると、朝も晩もひたすら絵のことを考え続け、毎日、絵を描くことになります。「絵を描くことが趣味」や「絵を描くことが好き」くらいの気持ちでは、なかなか続けることが難しい仕事だといわれています。

要望を絵にする

依頼主から依頼される仕事ですから、先方の要望にこたえることが最も大切です。プロのイラストレーターを目指すのなら、自分の好きな絵だけを描いていればいいというわけにはいきません。要望に応じたイラストを納期までに描きあげ、先方の求めに応じて、修正をすることもあります。相手の要望に応えるイラストを描くことが最優先という理解が大切です。
どんなに絵がうまくても、相手の要望を無視しては仕事として成立しないことを肝に銘じておく必要があるでしょう。

コミュニケーション能力

ひとつのビジュアル作品を作る場合、ゲームや広告に限らず、プロデューサーやアートディレクター、デザイナー、編集者などと一緒に仕事をすることになります。そこで必要になるのが、人間関係をうまく保つ協調性や謙虚さ、明るさ、話しやすさなどの資質です。イラストレーターは個人でできる仕事ですが、依頼主の要望を聞いたり、アイデア・企画の発表をするなど、コミュニケーション能力が必要とされる仕事です。

オリジナリティーが成功のカギ

依頼主の要望に応えるため、さまざまなタッチで描き分けるイラストレーターもいますが、それは個性を殺すということではありません。絵がうまく、技術的に優れていても、誰でも描けそうな、あまり印象に残らない絵では結局成功しないといわれます。反面、「一度見たら忘れない」などといわれる個性的なイラストを描く人ほど、世に出ています。オリジナリティーを磨く努力と熱意も必要です。

見る力が大切

イラストレーターに必要な能力というと「描く力」だと思われがちですが、プロによれば、「見る力」がそれ以上に大切だといいます。実は「見たことがないものは描けない」といわれ、例えば、日々見ている絵や動画を図形の組み合わせとしてとらえたり、色の組み合わせのパターンととらえれば、それをイラストに描きやすくなくなるともいいます。いろんな映像を、しっかり見ることこそ、イラストレーターになるために、日々やるべきことだといわれています。

デッサンの練習

デッサンは、リアルな絵を描くときはもちろん、デフォルメされた個性的なイラストを描くときにも必要です。例えば子ども向けのキャラクターやポスター、広告などのイラストは、わかりやすさが大切。少ない線や色で表現することが多いですが、これを可能にするのが、くり返しデッサンした結果がものをいいます。残すべきところとそうでないところがわかるのです。特にそれがわかるのは似顔絵、動物や植物の絵だといいます。デッサンの練習は、積んでおいたほうがいいでしょう。
デッサンの練習は、身の回りにあるものをスケッチするだけで十分だといいます。漫画のように輪郭線だけを描くだけでもいいといいます。好きな漫画や絵を模写することも、デッサンの練習になるといいます。

画像制作ソフトを習熟

コンピュータでイラストを描くのが主流になっている現在、画像編集ソフトである、adobe(アドビ)社のIllustrator(R)やPhotoshop(R)などの知識と技能をもっておくことが求められます。ほかにも多くのソフトがありますが、まずは定番のこの2つを、ある程度使いこなすことが、イラストレーターとして働く条件のようになっています。

ゲーム会社などを目指すなら

最近隆盛をほこる、ゲーム制作会社やサイト作成会社への就職を目指すのであれば、ウェブページ制作の独特な技術に精通する必要があります。例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)は、ウェブページを作成するために開発された言語で、現在、ネット上で公開されているウェブページのほとんどは、HTMLで作成されています。また、CSS(Cascading Style Sheets)は、ウェブページのデザインを細かく指定することができる言語で、文字に背景色をつけたり、枠で飾ったりできます。

著作権について理解する

イラストには著作権があります。最近は契約内容に著作権の放棄などを盛り込むケースがありますが、特にフリーランスであれば慎重な対応が求められます。著作権を先方に譲れば、自分の作品として他で使用することができなくなるので、著作権に関しても勉強をしておく必要があります。

関連する仕事の求められる人物・適性もチェックしよう

関連する記事

イラストレーターを目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT