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ベビーシッターの仕事内容

ベビーシッターの仕事内容

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ベビーシッターとは、保護者の依頼を受け、その家庭の教育方針に従い、子どもたちのお世話全般を引き受ける仕事です。
子どもと遊ぶだけでなく、保育園や習い事への送迎、食事・入浴・排せつ・着替えの介助、寝かしつけ、教育、病気の子どもの看病など、担う業務は非常に多岐にわたります。また、子どもの成長を支えるだけでなく、産後や病気で体の自由が利かない保護者に代わって家事や雑用を請け負うこともあります。
具体的に何をするのかは依頼者の希望に沿うことになるため、訪問する家ごとにベビーシッターの役割も異なってきます。
子どもの命を預かる責任もあり、単なる“子守り”という意識では務まらない、専門的な仕事だと言えるでしょう。

日常生活のサポート

依頼者の指示に沿って、保育園や習い事への送り迎えのほか、食事・入浴・排せつ・着替えの介助、寝かしつけなどを行います。
保護者が不在の間、不安になる子どももいるので、なるべく親と変わらないやり方で子どもに接し、安心感を与えてあげることが大切になります。乳児の場合は、数時間ごとにミルクを与えたり、おむつ替えをしたりと、こまめに身の回りのお世話をする必要があります。

遊び

おもちゃやお絵描きで遊んだり、絵本の読み聞かせをしたり、公園に出かけたりと、子どもと一緒になって遊びます。
小さな子どもは外で体を動かして遊ぶことが大好きなので、子どもたちに負けないように走り回れる体力が求められることもあります。

見守り、しつけ

託児中に絶対あってはならないのが、ベビーシッターの不注意による子どもの事故や怪我です。
突然高いところに登ったり飛び降りたり、刃物に興味をもって手を伸ばしたり、食べ物でないものを口に含んだりと、子どもは大人が想定しないような行動に出ることが多いため、片時も目を離すことはできません。
子どもが怪我をしないよう周囲の環境を整えるほか、危ない遊びをしようとした際にはその危険性を説明し、子ども自身が納得してやめるよう誘導する工夫が必要になります。

教育

最近では、ベビーシッターに子どもの教育もお願いしたいと希望する保護者が増えています。
宿題を見てあげるほか、英語、ピアノ、絵画などをマンツーマンで指導する家庭教師のような役割を担うことになります。ベビーシッターは、ベビーシッター派遣会社に登録→各家庭に派遣という形式が一般的で、ベビーシッターの経歴や特技などに応じて、それぞれ求められる役割を果たせる人材が派遣されます。

病児保育

保育所など集団保育の場では、37.5℃以上の発熱の場合は登園できないなどのルールがあるため、仕事に行かなくてはならず子どもの看病ができない保護者の代わりに、ベビーシッターが子どもの看病や病院への付き添いをすることもあります。
看護師資格をもったベビーシッターが派遣されることもあれば、そうではないベビーシッターが有資格者の判断を仰ぎながら看病をすることもあります。また、病み上がりで調子の整わない子どもの見守りを頼まれるケースもあります。

家事代行

共働きでなかなか手が回らない、母親が産後・病気で思うように体を動かせないなどの理由から、第三者の家事サポートを必要とする家では、ベビーシッターが簡単なお手伝いをすることがあります。具体的には日用品や食材の買い出し、部屋の掃除や整理整頓、洗濯、食器洗いなどです。子どもがお昼寝をしている間などの隙間時間を使って、効率よくこなしていかなくてはなりません。

保護者との打ち合せ

ベビーシッター業務に入る前には、保護者との事前打ち合せを行います。
その日の流れや、子どもにしてほしいこととしてほしくないこと、子どもの性格などを保護者からヒアリングします。ここで具体的な話をしておくことで、「こんなはずじゃなかった」という保護者のニーズとのアンマッチを防ぐことができ、子どもに普段となるべく変わらない環境を用意してあげることができます。
また、業務終了後は、その日に起こったことや子どもの様子を保護者に報告します。

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