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歯科医師の学校の選び方

歯科医師の学校の選び方

全国のオススメの学校

歯科医師になるには、大学の歯学部もしくは歯科大学を卒業し、国家試験を受け、歯科医師免許を取得する必要があります。歯学部と歯科大学は国立大学と公立大学、私立大学を合わせて29大学あり、6年をかけて、歯科医師として必要となる知識・技術を学んでいきます。学校を選ぶ際に一番大事なことは、はっきりとした目的意識をもつことです。「親に勧められてなんとなく」選ぶことはしてはいけません。人の健康に携わる歯科医師になるには、相当な努力が必要であり、軽い気持ちではとても勉強が続きません。また、学費は国立・公立大学は入学金も合わせて6年間で約350万円、私立大学は約1800万円~3000万円かかり、この他に実習器材(材料)、教科書代などが必要です。歯科医師国家試験の合格基準は今後も引き上げられると言われていますから、「歯科医師になりたい」という強い気持ちと、意欲的に学ぶことをしなければ歯科医師にはなれません。「高い学費を払ったけれど、歯科医師になれなかった」ということがないよう、その大学で何を学びたいのか、どんな歯科医師になりたいのかをしっかり考えた上で学校を選ぶことが必要です。

国立・公立大学

学費などを理由に、国公立の歯学部、歯科大学に人気が集まっています。全国に12の大学があり、それぞれの大学が独自のカリキュラムで高度な医療の知識や卓越した技術を持った歯科医師の育成につとめています。2016年度、第109回の歯科医師国家試験の合格率は、新卒で83.1%、全体で76.4%と、私立大学よりも高い結果となりました。ただし、大学によって合格率には大きな差があります。また、大学にはそれぞれ附属病院があり、病院によって得意とする治療や研究のテーマはさまざまです。歯科医師となった時に自分が何を極めていきたいのかということまで考えて大学を選ぶといいでしょう。

私立大学

私立の歯科大学は全国に17校あります。日本最古の歯科大学は私立大学であり、伝統がある、名が知れた大学も多くあります。2016年度、第109回の歯科医師国家試験の合格率は、新卒で68.1%、全体で59.1%と国公立大学より低い数字ではありますが、国公立・私立を合わせた全29大学の中で最も合格率が高かったのは私立大学という結果もあります。また、私立歯科大学出身者の大きなメリットとして、結束の固い同窓会の存在を挙げる歯科医師もいます。歯科医師という専門的な職業からも連帯意識が強くなっており、同窓会では、相互扶助の活動はもちろんのこと、研修会の開催などが活発に行われているようです。また、附属病院では先進の治療の研究が進められるため、卒業後も学ぶチャンスがあるでしょう。

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