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歯科技工士の必要な試験と資格は?

歯科技工士の必要な試験と資格は?

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歯科技工士として働くためには、歯科技工士免許が必須。歯科技工士国家試験は筆記試験と実技試験が行われ、年1回2月に実施されます。2014年度までは各都道府県で行われていましたが、平成27年度より全国統一で実施されることになりました。2016年2月28日(日)に実施された平成27年度歯科技工士国家試験は、受験者数1114人、合格者1104人、合格率99.1%という結果でした。学校で知識と技術をしっかり学べば、ほぼ合格できると言えるでしょう。

歯科技工士国家試験

≪試験日・試験地≫
試験日/年1回、2月に実施
試験地/北海道、宮城県、東京都、大阪府、福岡県

≪受験資格≫
1)文部科学大臣が指定した歯科技工士学校、もしくは都道府県知事の指定した歯科技工士学校を卒業した者(卒業する見込みの者を含む)
2)歯科医師国家試験又は歯科医師国家試験予備試験を受けることができる者
ほか、外国の歯科技工士学校もしくは歯科技工士養成所を卒業、または外国で歯科技工士の免許を受けた者など

≪試験内容≫
◆筆記試験
歯科理工学、歯の解剖学、顎口腔機能学、有床義歯技工学、歯冠修復技工学、矯正歯科技工学、小児歯科技工学および関係法規

◆実技試験
歯型彫刻、ワイヤー屈曲、デッサン

≪出題形式≫
4肢選択のマークシート方式

◇合格率/99.1%(平成27年度歯科技工士国家試験)
※厚生労働省発表

その他にあると便利な資格

○色彩検定
従来「感性」だけによるものと見られがちであった「色に関する知識や技能」を理論的、系統的に学ぶことにより、「理論に裏付けられた色彩の実践的活用能力」を身につけることを目的にした技能検定です。近年の審美歯科の需要の高まりを受け、自由診療の技工物を製作する際には特に、“歯の色を構築する技術”、“歯の色を再現する技術”が求められるようになりました。歯科医師からの指示書も、カラーの専門用語を使われることがあるようです。学んでおいて損はない資格と言えるでしょう。

専門領域を身につけることも大切

試験を受けて資格を取得するものでありませんが、専門領域を身につけておくことは歯科技工士として選ばれる存在になるうえで大切です。特に独立開業するのであれば、矯正装置専門技工士、審美歯科に特化した自由診療専門技工士、マウスガード専門技工士など、「○○専門技工士」と看板を掲げることは、生き残っていくうえで有効となるでしょう。

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