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スポーツインストラクターに求められる人物は?適性を知る

スポーツインストラクターに求められる人物は?適性を知る

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もともと学生時代にスポーツ経験がある人や体力・運動能力に自信がある人が目指すことが多い仕事ですが、それ以上に大切なことは運動そのものがもつ楽しさを自分の経験を通して理解していることが大切であり、競技者としての高い能力や実績が必ず求められるわけではありません。
また、人を指導する仕事なので、コミュニケーション能力も大切。利用者がやる気をもって運動を続けられるよう、相手をポジティブに励ますことのできる力……つまりコーチング力が必要とされます。そのほか、自分自身の体調管理がしっかりできることも大切な条件の一つです。

運動のもつ楽しさを知っていること

スポーツインストラクターを目指すのは、もともと身体を動かすことが好きで、学校の運動部などでスポーツに親しんできた人が大多数。ただし、特別優秀な競技者である必要はなく、中には運動部のマネージャーからスポーツインストラクターになる人もいます。競技の実績以上に大切なのは、運動のもつ楽しさを体験的に理解していることであり、競技者としては人並みでも、何か苦手なことを、練習を通して克服した経験やそのときに感じた喜びは、スポーツインストラクターとして指導する際に活きてきます。

相手を励ますコミュニケーション能力・元気なあいさつができること

スポーツクラブなどの利用者は、忙しいなどの理由でモチベーションを失うこともあるため、レッスン中やその前後の限られた時間の中で相手の様子をよく観察し、状態や気持ちをくみ取って、ポジティブに励ますコミュニケーション能力も重要となります。
また、普段から元気なあいさつや声かけができることも大切な素養です。あいさつは一見簡単なことですが、人と接する仕事なので第一印象や雰囲気づくりの第一歩を担うあいさつは、スポーツインストラクターの重要ポイントの一つです。

自己管理ができること

体力や運動能力は高いに越したことはないですが、それ以上に大切なのは、規則正しい食生活や睡眠をとるよう心がけることです。人が健康になることをサポートするスポーツインストラクターとしての自覚が求められます。

取材協力・監修

田子政昌※2020年8月26日更新

スポーツインストラクター。パーソナルトレーニングジムを経営しながら、子どもから社会人選手まで所属する陸上クラブを運営。陸上競技は中学生からはじめ、現在も競技活動を継続している。高校卒業後、専門学校に進学した際フィットネスクラブでのアルバイトからキャリアスタート。卒業後は体育大学に進学し運動・スポーツに関する学びを深めながら、在学中に日本スポーツ協会アスレティックトレーナー、NSCA公認パーソナルトレーナーなどの資格を取得。これまでランニングや健康運動指導を中心に個人・企業を対象に多くの現場で運動指導を行っている。一般社団法人日本アスレティックトレーニング振興機構 代表理事

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