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教育関連ニュース&イベント
(2004年9月27日掲載)
ニュース

白書
働く意思のない「ニート」は52万人 労働経済白書

    厚生労働省は9月 10 日、 2004 年版「労働経済白書」を発表した。それによると、定職を持たないフリーターは 03 年で推計 217 万人と過去最高に上ったほか、アルバイトやパートなどもせず全く働く意思がないとみられる無業者は、 15 〜 34 歳までの若年労働人口の中で 52 万人いると推計されている。若年労働人口中の無業者は今回初めて発表された。就学、就労の意思がない未婚の若者は、欧米諸国で「ニート( Not in Education , Employment or Training )」と呼ばれ問題となっており、日本でも増加が懸念されている。推計では、フリーターと「無業者」を合わせると 269 万人となり、同世代全体の約8%にも上る。同白書は「若年者自身の問題にとどまらず、経済社会の維持、発展という観点からも憂慮すべき問題」と指摘し、社会の基盤を脅かしかねない若者の勤労意欲の低下や職業観の変化に対する早急な対応を求めている。
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/04/index.html
教師
授業力高い教員に優遇措置 東京都
    東京都教育委員会の「公立学校の『授業力』向上検討委員会」は9月9日、教員の授業力向上のために「東京教師道場」(仮称)の設置や授業力が特に高い教員に給与などの優遇を図ることなどを内容とする報告書をまとめた。「東京教師道場」は、都立高校長や市区町村教委から推薦された若手教員が、 2 年間にわたってベテラン教員の指導の下で授業を通した研究・協議を行い、授業力の向上を図るもの。修了者は「授業力リーダー」に認定される。さらに、「授業力リーダー」の中で優秀者は「授業力スペシャリスト」に認定され、一般教員よりも処遇面で優遇するとしている。都教委は 2006 年度からスタートさせる方針だ。学力低下批判や教員の不祥事の増加などを受けて、都道府県教委の多くは教員の指導力向上に力を入れているほか、 06 年度に予定されている政府の公務員制度改革に合わせて、能力・実績主義を教員給与制度に導入する方向で検討している。しかし、教員の能力・実績をどう判定するかが課題となっており、授業力に重点を置いた東京都の構想は、全国的にも大きな注目を集めそうだ。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr040909.htm
教育施策
キャリア教育の充実で新規事業 文科省来年度予算案
  文部科学省は 8月31日、 2005年度予算の概算要求を財務省に提出した。政府全体で取り組んでいる「若者自立・挑戦プラン」の一環として、キャリア教育の充実やフリーター対策などの新規事業が盛り込まれている。「若者自立・挑戦プランの強化等キァリア教育の充実」の項目では、学校段階からのキャリア教育の教科として「キャリア教育実践プロジェクト事業」を実施。全国の中学校を中心に5日間以上の連続した職場体験をする「キャリア・スタート・ウィーク」を始めるほか、キャリアアドバイザーの活用方法、インターンシップや職場体験学習の評価、高校におけるインターンシップの単位認定の促進することにしている。また、フリーターなどの対策として厚生労働、経済産業両省と共同で、「誰でもいつでも能力向上を行う機会の提供(草の根 e ラーニング・システム)」を構築する。これは大学、民間企業などに就業支援、ビジネススキル、コミュニケーションスキルなどのコンテンツを公募して、インターネット上にフリーター向けの就業支援サイトを作る構想。文科省は「人材育成支援モデル事業」で学習コンテンツの開発を担当することにしている。一方、「専修学校等を活用したキャリア教育の充実」では、専修学校教育の振興の一環として「専修学校教育重点支援プラン」を実施。地場産業への就職に特化した人材育成プログラム開発、専修学校学生に対するキャリアカウンセリングの充実などの研究を行う。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/09/04090103.htm
体験活動
就業体験推進でモデル校指定 文科省
    文部科学省は8月 30 日、学校教育における体験活動の充実を図る「体験活動推進校事業」として、「体験活動推進地域・推進校」に全国 84 地域の小学校から高校まで計 622 校(うち高校は 85 校)、「長期宿泊体験推進校」に 88 校(うち高校は 16 校)を指定した。体験活動の充実は、首相の諮問機関、教育改革国民会議の最終報告で提言され、01年7月の学校教育法改正で各学校が体験活動を推進することが盛り込まれている。しかし、体験活動を「総合的な学習」など授業の一環として実施する学校は増えていものの、継続した一定期間行うには慎重な姿勢が強い。このため、「体験活動推進校」では学校外での就業体験や勤労体験など年間7日間以上の体験活動を実施する。文科省は推進校の成果を普及させ、将来的には全国の学校で年間7日以上の体験活動を実施する考えだ。また「長期宿泊体験推進校」では、7日以上の集団生活を通して、地場産業などの体験活動や就農体験などを行うことにしている。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/08/04083002.htm
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/08/04083001.htm
大学入試
センター5教科7科目、国立大93%に 来年度入試概要
 

  文部科学省は8月 24 日、 2005 年度「国公立大学入試概要」を発表した。それによると、国立大学の 92.8 %が大学入試センター試験で5教科7科目以上を課すことが分かった。国立大学で5教科7科目以上を課すのは、前年度よりも5大学 32 学部増えて 77 大学 335 学部。学部では全体の 87.0 %を占める。一方、公立大学は、前年度よりも9大学 12 学部多い 28 大学 44 学部で、大学数の 38.0 %、学部数では 26.8 %にあたる。募集定員で見ると、国立大学が全体の 75.0 %、公立大学が 15.8 %。また、前期と後期の日程別の定員では、国立大学が前期 74.7 %、後期 25.3 %、公立大学が前期 78.6 %、後期 21.4 %で5教科7科目以上を課すことになっている。また、AO入試を実施するのは、国公立全体で 38 大学 101 学部となっており、前年度より9大学 15 学部増加している。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/08/04082401.htm

イベント
イベント
第5回『天職発見のためのキャリア・カウンセリング』

  NPO法人日本心理カウンセリング協会が、自分の天職、適職がわからないで悩んでいる若者のためにカウンセリングを行う。まず天職発見テストを受け、それをもとにカウンセリングしながら天職の診断と助言を行うもの。

【日時】

2004 年 10月 23日(土)・ 24日(日)
第 1 回 10 : 00 〜  第 2 回 13 : 00 〜  第 3 回 15 : 00 〜
いずれも1時間程度

【会場】 NPO 法人日本心理カウンセリング協会 横浜支部
横浜市中区山下町 12-2 グランブリエ横濱山下公園 516 号
(山下公園マリンタワー隣り)
【交通】 みなとみらい線「元町・中華街」駅下車4番 ( マリンタワー口 ) 出口より徒歩 1分
【主催】 NPO 法人日本心理カウンセリング協会
【定員】

各回 4 人(希望者多数の場合、申込順で決定)

【対象】

高校生、大学生、15 〜 35 歳未満の者

【参加費】 3,000円 ※当日、会場にて支払い
【担当者】 榎本和生/ NPO 法人日本心理カウンセリング協会副理事長。多摩美術大学教授。キャリア発達学、キャリア・カウンセリング専攻
【申込方法】

第 1 、第 2 の希望日時、名前、連絡先(メールアドレスまたは電話番号)を E-Mail ( katz@ff.em-net.jp )で連絡

【申込締切】

10 月 18 日(月)※定員に達した時点で締め切る場合あり
来談日時が決定次第、 10 月 20 日(水)までに連絡される

【問い合わせ先 】

E-Mail : katz@ff.em-net.jp  電話: 090-9240-5579 http://www.zcounseling.org

講座
ソーシャル・スキル・トレーニング講座

高校生から 20 歳くらいまでの青少年を対象に、 7 〜 8 人程度のグループワークを通じて対人関係能力を向上させる講座を広島市青少年総合相談センターが開催。

【期日】

2004 年 11 月 6 日(土)〜 12 月 25 日(土)

【場所】

広島市青少年総合相談センター
広島市中区国泰寺町 1 丁目 4-15
電話: 082-242-2016

【主催】

広島市青少年総合相談センター

【申込締切】

10 月 16 日(土)

【申込先】

広島市教育委員会青少年育成部 担当:福岡、松尾
082-242-2016
※面接の上、受講者を選考
http://www.city.hiroshima.jp/kyouiku/soudan/sst_program.htm

 
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