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教育関連ニュース&イベント
(2004年10月25日掲載)
ニュース

高校入試
来春高校入試で「総合問題」を出題 埼玉県

    埼玉県教育委員会は10月8日、来春の県立高校入試から導入する教科横断型「総合問題」のサンプルを公開した。総合問題を出題するのは46校で、うち7校は学校独自に作成する予定だ。同県教委は来春から従来の学校推薦による推薦入試を廃止した上で、自己推薦による前期募集(いわゆる特色化選抜)と後期募集(一般選抜)を実施することにしている。総合問題は前期募集における選抜方法の一つ。資料やデータをもとに読み取る力や表現する力などをみる内容で、生徒の能力や適性を教科の枠にとらわれずに判断するのが狙い。各高校の判断で実施できる。実施予定校のうち浦和高校、伊奈学園総合高校など7校は、小論文などの出題経験があり「問題作成能力がある」(高校教育課)との理由から学校独自の問題を作成。残りの39校は県教委作成の問題を利用する。特色化選抜での学校独自問題の出題は岐阜県や千葉県などでも行われているが、教委作成による総合問題の出題は全国でもきわめて珍しい。
http://www.pref.saitama.lg.jp/kyouiku/contents/news_sorce/n04100802.html
問題行動対策
問題行動対策プログラム策定 文部科学省
    長崎県佐世保市の小6女児殺害事件など子どもによる重大事件の続発を受けて、文部科学省は10月5日、事件の再発防止に向けた「児童生徒の問題行動対策重点プログラム」を策定した。主な内容は、(1)命を大切にする教育の充実(2)安心して学習できる環境づくり(3)情報化社会の中の情報モラルやマナーの指導の確立−の3つ。命を大切にする教育の充実では、各教科や生徒指導を通じて、生活上のトラブルを言葉で解決する力の育成や互いに尊重しあう人間関係を構築するための指導の充実を図るほか、人間関係を広げるための体験活動などを一定時間実施するよう推進することなどが挙げられている。また、安心できる学習環境づくりでは、スクールカウンセラーの拡充など、子どもの変化を早期に発見するための体制づくり、問題行動発生時における学校と警察によるサポートチームの設置などを求めている 。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/10/04100501.htm
調査
インターンシップ実施が5割を突破 高校改革状況調査
  文部科学省は9月30日、「高等学校教育の改革に関する推進状況」の調査結果を発表した。それによると、2003年度にインターンシップを実施したのは278学科(52.2%)と初めて5割を突破したことが分かった。学科別にみると、普通科が約40%、職業に関する専門学科が約80%。また、大学や専門学校における学修成果の単位認定も261校(前年度に比べ77校増)と200校を超えた。ボランティア活動の単位認定も310校(同104校増)と大幅に増えている。このほか04年4月現在、総合学科設置校は248校(同30校増)、単位制高校は591校(同78校増)。そのうち全日制課程単位制は347校(同54校増)だった。中高一貫教育校は(1)中等教育学校18校(同3校増)(2)併設型68校(同19校増)(3)連携型66校(同12校増)の合計152校(同34校増)となっている。
学校経営
「学校経営品質」で各高校の行動計画を公表 三重県
    三重県教育委員会は9月27日、学校経営改革の一環として県立高校などの「学校経営の改革方針」の一覧を公表した。経営改革方針は目指す学校像、現状と課題、中長期的目標、本年度行動計画で構成されており、各高校の経営方針と改革に向けた具体的な取り組みが分かるようになっている。同県教委は今年度から県立学校に、経営改革方針と学校経営品質アセスメントの二本柱から成る独自の「学校経営品質」を導入している。これは各高校が目指す学校像具体化に向けた中長期的目標と単年度ごとの行動計画を設定するだけでなく、アセスメントシートによって適切な経営が行われているか診断するシステム。学校経営と学校評価を一体化させている点が特徴だ。2002年春の高校設置基準改正で努力義務となった学校評価の導入が全国的にも進む中、経営計画策定を義務付けている自治体も多い。しかし、経営計画と学校評価の関連付けがあいまいな例も少なくないのが実情で、一体化を図った三重県教委の取り組みは全国的にも注目を集めそうだ 。
http://www.pref.mie.jp/KYOIKU/kurashi/kyoiku/2004090384.htm
大学教育
現代的教育ニーズ支援で86件選定 文部科学省
 

  文部科学省は9月25日、「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の初の選定結果を発表した。全国から申請された559件のうち86件が選ばれた。内訳は、国立33件(大学31、短大1、高専1)、公立9件(大学8、短大1)、私立38件(大学35、短大3)、共同申請6件。年間各1000万〜3000万円の補助金が交付される。同プログラムは今年度始まった事業で、高等教育の役割の中でも社会的な要請が強いテーマの研究を支援するのが目的。募集テーマは、「地域活性化への貢献」(選定36件)、「知的財産関連教育の推進」(同5件)、「仕事で英語が使える日本人の育成」(同13件)、「他大学との統合・連携による教育機能の強化」(同6件)、「人材交流による産学連携教育」(同11件)、「ITを活用した実践的遠隔教育(e-Learning)」(同15件)の6分野となっている。具体的には、例えば東京外国語大学は地域活性化への貢献分野で、在日外国人児童生徒を支援する「外国人コミュニティ教育支援室」を設置し、地域の小・中学校で学生によるボランティア活動などを推進する 。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/needs/report/04091701.htm

イベント
イベント
 教員・社会人・学生による教育コミュニティ「T PLUS!ティーチャーズぷらす(+)」主催
 リヒテルズ直子氏 来日記念講演会
 「多様な教育が一人ひとりの子どもを育てる〜オランダ教育からの風〜」

 オランダ在住の教育研究家・リヒテルズ直子氏を迎えての講演会。オランダでは、子どもたち一人ひとりに対する多様な教育が実践され、それらを支える各種制度も充実している。その実情を、自身の子どもの通学体験を織り交ぜて語る。当日は第1部でT PLUS!の活動報告会があり、その後、第2部の講演会が行われる。

【日時】 11月6日(土)第1部/18:00〜19:00 第2部/19:00〜21:00 ※第2部からの参加も可能。終了後、懇親会の予定あり。

【主催】

T PLUS! ティーチャーズぷらす(+)
【後援】 平凡社、特定非営利活動法人教育改革ネット、特定非営利活動法人二十一世紀教育研究所、夢の花咲く大地の学校をつくる会
【会場】 東京ウィメンズプラザ1階 視聴覚室 東京都渋谷区神宮前5-53-67 
電話:03-5467-1711(代)
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/
【交通】 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」下車徒歩7分 JR、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線「渋谷」下車徒歩12分
【参加費】 一般:1500円 会員:1000円
【申し込み】 ホームページ参照のこと  http://www.tplus.jp/
【問い合わせ先】 メール info_tplus@yahoo.co.jp
書籍情報
『キャリア教育入門〜その理論と実践のために』 三村隆男:著
 キャリア教育の歴史、理論的背景そして進路指導とのかかわり、さらには学校現場でのキャリア教育の立ち上げ方から具体的な実践事例、授業展開例などを満載。小・中・高校の一般教諭のみならず、養護教諭や図書館司書を含めたすべての学校教育関係者、さらには保護者や地域の学校支援者にもキャリア教育の理解と実践を促進する教育書。
価格:1800円(税込) 出版社:実業之日本社
 
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