進路指導・キャリア教育を推進する  
 
 キャリアガイダンス.net  
 PRODUCED BY RECRUIT  
 
 
HOME
ダウンロード
ワークシート・書類
統計データ
キャリア教育事例

過去記事の見出し検索
メールマガジン
リクルートサービス案内
進路指導関連サイト
編集部へのご意見・ご感想
メールマガジンTOP > ニュース解説
キャリアガイダンス@メール
メールマガジンお申し込みはこちら
キャリア教育ニュース解説
(2004年12月6日掲載)

 文部科学省は11月6日、「学校評議員制度等設置状況」と「学校評価及び情報提供の実施状況」という2つの調査結果をまとめた。公立高校全体の学校評議員設置率は小・中学校に比べて高いが、学校評価の実施率は小・中学校を下回ることが分かった。特に外部評価の実施率は、約70%の小・中学校に対して、高校は56%にすぎない。外部評価を加えた学校評価の実施が今後の高校の課題といえる。

小・中学校より低い高校の実施率

 2002年度の小・中学校設置基準制定と高校設置基準改正によって、高校以下の学校には学校評価を行う努力義務が課せられている。03年度に学校評価を実施した公立学校は、自己評価が小学校98.5%、中学校98.4%、高校86.7%。外部評価については、小学校71.6%、中学校69,1%の一方、高校は55.9%だった。 学校評議員制度は、児童・生徒や地域の実情に応じた特色ある教育活動の推進を求めた、98年の中央教育審議会答申を受け、00年度からスタートした。今年7月現在、小学校77.2%、中学校78.6%、そして高校は86.9%が導入している。
 幼稚園と盲・ろう・養護学校を含めた公立学校全体の平均は、自己評価が94.6%、外部評価が64.1%。学校評議員は72.0%が設置している。努力義務化された学校評価は、ほとんどの公立学校が行っており、任意設置の学校評議員も制度導入から5年を経て定着してきていると言ってよいだろう。なかでも高校の学校評議員設置率は9割弱に上り、小・中学校のそれより10ポイント程度高い。これは高校のほとんどが都道府県立のため、市町村ごとに取り組みにバラツキが出る小・中学校よりも導入がスムーズに進んだことが背景にある。

学校改善には不可欠
  その半面、高校は学校評価の実施率が小・中学校に比べて低い。とりわけ外部評価は小・中学校に大きく水をあけられている状況だ。都道府県別にみると、秋田や岐阜、愛媛が100%の高校が外部評価を実施しているのに対し、10%台の自治体もあるなど、教育委員会の取り組む姿勢に左右されているようだ。また、小・中学校に比べて組織が大きく専門性も高いほか、学区域が広範に及ぶため、地域との関係強化が図りづらい高校特有の事情もあるだろう。
  しかし、だからといって高校に外部評価が必要でないという理由にはならない。各校の教育内容の個性化、特色化が進んでいる上、生徒を高等教育機関や社会に送り出す立場にある高校にとって、外部評価を含む学校評価は小・中学校と同様に大切なはずだ。また、学校を個性化するためには学校マネジメントによる経営計画の策定、実施、評価、見直しという「P・D・C・A」の手法が必要となってくる。経営計画の策定や見直しの参考とするためにも外部の評価は大切な要素となる。「開かれた学校づくり」を進める意味でも当然重要だ。
  学校評価はあくまで学校を改善していくことが狙いで、学校のあらを探すものではない。時代や社会の変化に伴い、高校の果たすべき役割はより多様化しており、学校改善のために教職員以外の視点からの意見や評価は、今後ますます必要不可欠なものとなってくることは間違いない。
 外部評価の場合、評価者の人材確保が問題となる。文科省の今回の調査結果によれば、学校評議員を外部評価者とする学校が公立全体で約5割を占め、保護者に次いで高かった。高校で高い設置率を誇る学校評議員を外部評価者として活用するのも一案だろう。経営に協力する立場の学校評議員が、評価に加わることは立場上好ましくないという指摘もあるが、外部評価の推進に向け、それぞれの学校や地域の実態に応じたより良い運用方法を模索してほしい。
このNEWSを読む
公立高の6割が外部評価を導入 文科省調査(11月6日)
文部科学省は11月6日、「学校評価及び情報提供の実施状況」と「学校評議員設置状況」の2つの調査結果をまとめた。それによると、公立高校の中で外部評価を導入しているのは約6割、また学校評議員を設置しているのは約9割に上っている。学校設置基準の改正によって、2002年度から高校以下の学校に学校評価実施の努力義務が課せられた。公立学校全体で03年度に自己評価を実施したのは94.6%(前年度88.4%)。高校では86.7%(同69.6%)だった。また、公立学校で保護者や地域住民などによる外部評価を実施したのは全体の64.1%で、高校は55.9%(同37.8%)となっている。小・中学校と比べて、高校は学校評価の実施率は低く、今後の課題と言える。一方、私立高校の実施率は、自己評価が47.4%、外部評価が22.3%だった。このほか、外部評価に当たっては、学校評議員が評価者の約8割を占めるなど大きな役割を負っている。その学校評議員設置率をみると、公立学校全体では72.0%。高校は86.9%(同79.9%)で、学校評議員設置率では小・中学校を上回っている。

http://www.mext.go.jp
/b_menu/houdou/16/11
/04110402.htm


http://www.mext.go.jp
/b_menu/houdou/16/11
/04110401.htm
メールマガジンお申し込みはこちら
ご意見・ご感想をお聞かせ下さい
 
 
 
RECRUIT