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住宅・商品開発の仕事
住宅の意匠を考案し 規格化された住宅商品を開発する仕事
今号の仕事人 ミサワホーム 仁木政揮さん(32歳)
日常的に、頭の中で自分の思いを形にする
 あらかじめ住宅商品を企画し、工場生産による規格化された部材で施工するハウスメーカー。同業界大手のミサワホームで商品開発に携わっているのが仁木政揮さんだ。市場調査などをもとに住宅の意匠を考案し、社内の承認を得て設計図を作成、モデルハウスを建てて商品カタログを制作するのが仕事である。「GENIUSいろどりの間」という、LDKにマルチコーナーを加えて自由なライフスタイルを楽しめる新製品を担当し、人気を博している。

 新商品の発売は毎年4月と10月。「半年間で完成させるのは大変」と仁木さんはいう。全国にある販売会社の展示場でモデルハウスの施工に立ち会うこともしばしばで、数週間、現地に滞在して指示を出す。また、「施工現場から細部の指示を求められるなどの電話が15分に1回かかってきます」。新しい住宅の考えをめぐらせるのは、そういった業務の空き時間を活用。普段から建築雑誌を眺めて、アイデアの蓄積を心がけている。「日常的に頭の中で自分の思いを徐々に形にしている感じです」。規格化の中にも、人の手で壁を塗るなど質感を残すことにこだわっているという。

 仕事をしていて辛いのは、顧客の要望に応えられない時。例えば、耐震設計には絶対の自信があるが、そこまでは不要、といわれることがある。「いくらお客さまのご要望でも、耐震性を弱めて売るわけにはいきません」。一方、自分が引いた図面が形になり、顧客に喜ばれるとやりがいを感じるという。「1軒の家だけでなく、自分の意匠による家が建ち並ぶ、きれいな街をつくるのが夢です」
 
更谷さんのある1日
出社。メールのチェックやネットでニュースを閲覧。1日の仕事の段取り確認など。
朝礼。
メールで各方面からの質問などへの回答。
新商品のデザインに関する会議。
昼食・休憩。
資材メーカーとの打ち合わせ。
販売会社の展示場のモデルハウス建て替え計画の検討。
展示場での新商品カタログ撮影の段取り。
空時間を利用して新商品プランのアイデア整理。
帰宅。
仁木さんから高校生へのメッセージ
好きなことを続けることが自分の力になる
「1+1=2、という公式にあてはめて考えるのではなく、2にするためには何通りの方法があるのか、といったことを考えられるようになると、仕事の現場で機転がきくようになると思います。また、僕の場合は、絵を描くのが好きなことが今の仕事に結びつきました。好きなことを続けることが自分の力になると思います。何があってもあきらめないで続けてほしいですね」
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