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日本を代表するホテルの一つ、ホテルオークラ東京。そのフロントに立つ土井康嗣さんは、目下、夜間を担当する正社員のアシスタントフロントマネージャーである。7人のメンバーをまとめて夕方から早朝までのフロント業務を取り仕切る責任者だ。チェックイン時に素早く宿泊内容を確認した上で食事券などを渡すことから始まり、宿泊中は受信したファックスを届けたり、様々な案内を行う。チェックアウト時に料金の精算をして送り出すまで、一人ひとりの宿泊客に対応する。全834の客室のほか、宴会場やレストランの利用客も対象となる。昼夜逆転の生活に、「たまに、体力的にきついと感じることもあります」と土井さんはいう。
日本の最上級のホテルとして国際的に名高いだけに、平日の宿泊客の70%は外国人。「英語が通じないお客様には“ハート語”で伝えます」と笑う土井さんは、そんな場合は身振り手振りや絵を描いてコミュニケーションを取る。外国人にとっては、ホテルのサービスが日本の印象を左右するといっても過言ではない。「フロントといえば、ホテルの顔ともいえますのでやりがいを感じますね」。スタッフ全員が「オークラのスタッフとしての誇り」を胸に、高レベルのサービスに取り組んでいるという。例えば、街中のスポットを案内する場合も、交通費や終電時間まで伝えている。宗教上の理由でエレベーターに乗れない外国人には、外出の帰りを待って非常階段でフロアまで案内したことも。「お客様から無理な要求を言われても、代替案を考えてご提示し、決して“NO”と言わないことを心がけています。それがオークラのスタッフとしての誇りです」 |
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| 「語学の勉強は就職してからでも遅くはありません。それよりも、いろいろなアルバイトをして様々なお客様に接する経験を積んでおくといいと思います。お客様から喜ばれた時に“うれしい”と感じることができれば、ホテルでフロントの仕事ができる素質は十分にあると思います」 |
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