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新聞記者の仕事
現場で起きている出来事や問題点を取材し、記事を書く仕事
毎日新聞社 長谷川 豊さん(32歳)
気づかれていない問題を見つけて大きな記事にしたい
 毎日新聞などの一般紙は、日々の出来事や読み物を政治、経済、社会、文化、家庭、スポーツ・芸能などの分野に分類し、紙面を分けて掲載・報道している。社会面に掲載される事件や事故、災害などのニュースを担当する毎日新聞の社会部記者として、10月から国土交通省の記者クラブに詰めているのが長谷川豊さん。国土交通省が管轄する鉄道や航空機の事故や災害、およびその周辺に横たわる問題を取り上げ、関係者に取材して記事にしている。

 国土交通省の前は警視庁を担当していた長谷川さんは、ある大学病院で人体実験的な手術が行われたという事件を担当。取材チームの一員として、いち早く警察関係者や医療関係者に取材し、専門的な要素を噛み砕いた記事を執筆、1面トップを飾った。「他紙よりも早くニュースソースから話を聞き出すことが生命線」という。そのために、“夜討ち朝駆け”で要人を張り込むこともある。肉体的な厳しさに加え、他紙に抜かれないかという精神的なプレッシャーもきつい。「それだけに、手がけた記事が1面トップや社会面の大きなスペースで掲載されるとうれしいですね」

 記者クラブに流されてくる官製の情報を鵜呑みにするのではなく、気づかれていない問題や隠された問題を見つけて大きな記事にすることが目標。「役所の仕事をチェックする責任を感じています」
 
長谷川さんのある1日
出勤。各新聞をチェック。
国土交通省のニュースリリースをチェック。
省内を取材。
記事を執筆、送稿
夕刊の締め切り。昼食。
事務次官の記者会見。
羽田空港で管制塔停電事故の取材。
記事執筆。
取材先の企業幹部と食事、意見交換。
帰宅。
長谷川さんから高校生へのメッセージ
問題意識を持ち続けること
「まずは新聞を読んでください。そして、新聞記者やその出身者が書いた本を読むと、この仕事の大変さや面白さがよくイメージできると思います。新聞記者になりたければ、不正は許されないといった問題意識を持ち続けること。いつかは、『これは変だな』と気づいてそのことが役立つ時が来ると思います」
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