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化粧品の商品開発の仕事
数年先を読み、その時点で顧客から支持される化粧品をつくりだす仕事
今号の仕事人 コーセー 新島里奈さん(24歳)
社会全般の動きを見て求められているものを提案
 化粧品は、肌を健やかに保つためのスキンケア用と、目の周囲や唇などを彩るメイクアップ用に大別される。大手化粧品メーカーであるコーセーで、スキンケア化粧品の商品開発に携わっているのが新島里奈さん。シート状マスクや10代後半から20代前半の若い女性を対象にした『ファシオ』の日焼け止め、中国で展開しているブランドの一部も担当している。「上海に出張して、現地の美容スタッフに市場動向について話を聞いたりしています」

  新製品の開発は、まず企画部が今後の市場動向を見据えて商品を策定し、新島さんら商品開発部がそれに基づいてマーケット調査などを参考に機能や使用感、香りなどを設計し、研究開発部門やデザイン部門など関連部署との打合せを密にしながら製品を作りあげていく。「サンプルを自分の肌で試して、研究開発担当者に『もっとハリ感を出したい』とか『香りはもう少し甘くフルーティに』といった意見を出して調整します」

  難しいのは、数年後の市場動向を予測して、その時に売れる商品を考えること。「化粧品に限らず、社会全般の動きを見て求められるものを考えて提案しています」。市場に出るたびに受け入れられるかどうか常に緊張するが、手がけた製品が評判を呼ぶと喜びを感じるという。「母から娘へと使い続けられる製品をつくることが夢ですね」
 
新島さんのある一日
出勤。メールチェック。
デザイン部のスタッフとパッケージデザインの打ち合わせ。
昼食。
企画部のスタッフと再来年度に発表する新製品の打ち合わせ。
 
研究所に赴き、サンプルを自分で試して評価。
新製品の発表資料の作成。
退社。
 
新島さんから高校生へのメッセージ
できるだけアンテナを広げて自分のキャパシティを広げておくこと
「新製品を考える仕事は、やりがいがある半面、大きな責任があるのも事実。当たり前のことですが、自分の好き嫌いで決められる趣味的なこととはわけが違います。ですから、学生時代は、できるだけアンテナを広げて自分のキャパシティを広げておくことをおすすめします。いろいろな雑誌を読んだり、話題のスポットに行ってみるなど、好奇心が大切だと思います」
化粧品の商品開発職をする人になるには?
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