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全体の採用体系からお教えください。 |
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| 「採用は、春と秋の年2回、職種別に行っています。職種は記者、営業・管理、技術に大別され、記者の場合はさらに専門性を鑑みて一般の記者、校閲記者、カメラマンに分かれます」 |
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採用人数や応募状況は。 |
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| 「今年の春と秋の合計で、全体でのべ6000人ほどの応募があり、約90人を採用しました。そのうち、記者職への応募は4500人弱で、60人弱を採用しました」 |
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記者職の場合、採用方法や選考基準はどういったものでしょうか。 |
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| 「英語を含む一般教養の筆記試験と作文、および2〜3回の面接です。作文は、『心意気』とか『価値』といった抽象的なテーマで自由に書いてもらうことで、文章力や表現力とともに個性や人格を見るようにしています。面接は、学生1人に対して当社側が2人から5〜6人という形式で、1回目はデスク級、2回目は部長級、3回目は局長級の者が対応します。やりとりを通じて、表現能力や人間性、潜在能力などを見るようにしています」 |
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求める人物の要件とは。 |
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| 「記者は、現場に身を置いて起きている事象を取材し、中学生でもわかるような具体的な記事にまとめることが仕事です。ですから、まずは人間が好きであること、好奇心が旺盛であることが不可欠でしょう。取材力は、そういった資質があれば磨かれていくと思います。その上に、同年代の友だちとだけではなく、いろいろな立場にいる人とコミュニケーションが取れることや、何がニュースになるのかをつかむために一般常識があることも重要です。さらに、精神的にタフであること。勤務も厳しいですし、ニュースをものにするには他紙との競争もありますから」 |
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新聞記者というと、「社会の木鐸」としての正義感や問題意識が求められるというイメージがあります。 |
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| 「社会正義を振りかざすといった大きな意識は、まだ若いうちはさほど必要とは思いません。ただし、この分野を手がけてみたい、という記者としてのこだわり、小さな決心は必要かもしれません。記者の仕事を通じて、その思いを育てていけばいいと思います」 |
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入社後の教育体制は。 |
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| 「1年目は年3回の集合研修があります。社の組織の説明、社会人生活を送ることのケア、取材術などのスキル習得を行います。新人記者は全国の支局に配属され、そこで5年ほど行政や事件からスポーツ、文化など全般に携わり、その後、本社の各部局に適性や希望などを考慮して配置されます」 |
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人事考課はどういった制度になっているのでしょうか。 |
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| 「日常的な仕事ぶりに加えて、どれだけスクープや企画物をものにしたかが加味されます。質の面が重視されていますね」 |
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こんな人に来てほしい! |
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「新聞学科を出たほうが有利?」と聞かれることがありますが、学部・学科は関係ありません。理科系出身の記者もたくさんいます。記者に専門知識が必要なのではなく、専門知識を持っている人を知っていることが必要なのです。また、面接の場で「教育をテーマにしたい」という学生には、「イジメの問題?」「教育制度の問題?」などと掘り下げて聞き返していますが、自分がこだわっていることを素直に話してくれればいいのです。 |
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高校現場に求めること |
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受験に関係する・しないにかかわらず、幅広い物事に興味を持って接してほしい。そのためにも、新聞はもちろん、書籍や雑誌などの活字に触れてほしいですね。さらに打ち込めるものが1つでもあればいいと思います。何に打ち込んだのかが大切なのではなく、物事に打ち込んだ姿勢こそが重要なのであり、そこに入社後に伸びる資質が表れると思っています。 |
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面接で出会った「あきれた」学生 |
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当社で「サンデー毎日」という週刊誌を発行していますが、その誌名を「サタデー毎日」と間違えた学生がいました。志望会社の出版物の名前ぐらいはちゃんと覚えましょう。また、志望動機が「自分の主張を紙面に載せたいから」という学生もいました。新聞は単なる個人の意見発表の場ではありません。まずニュースを扱えるようになることが先決です。 |
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