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お金を預金者から集め、経営資金を必要とする企業に再配分することが銀行の主要な業務である(預金金利と貸出金利の差を「利ざや」といい、銀行の収益となる)。お金は「経済の血液」であり、銀行などの金融機関はいわば心臓の役割を果たしている。2005年12月現在、日本にある大手銀行のうちの1行、りそな銀行の九段支店で法人営業を担当しているのが加登泰二郎さん。ベンチャー企業を中心に「元気のある」会社の経営者に面会し、新規に融資などの取り引きを開拓することが主要な任務である。
経営者に対しては、「融資だけでなく、決済や外為など銀行の機能を提供しながら、企業の成長にどれだけ役立つことができるかを考えて提案する」という。しかし、将来有望な企業を見つけても、審査で融資が認められないこともままある。「お客様のニーズに応えられないことがつらい」という加登さんは、あきらめず、その企業経営者に問題とされた箇所を伝えて、経営改善に結びつけてもらうようにしている。悩み深い経営者の相談に応じながら、問題点を打開する提案をし、融資がおりて経営が軌道に乗ることを見届けたときは「担当者冥利に尽きます」。その一方で、画期的なビジネスモデルを引っさげて創業した若いベンチャー経営者に接すると、その発想力に舌を巻くことも。「勉強になります。よし、自分は黒子に徹して支援しよう、と思いますね」。そんな仕事柄、新しいスポットができたら足を運び、自分の目で見て感じることを欠かさない。「日頃の情報収集が大切です」 |
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| 「銀行は、経済の要。様々な企業に接する銀行の営業職は、経済のことはもちろん、社会のいろいろなことを知っているゼネラリストである必要があると思います。知識の引き出しが多いほうが、お客様に対してより的確な提案ができるからです。そうなるためには、学生のうちに、いろいろな経験をして自分の幅を広げておくことが大切だと思いますね」 |
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