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世界的に有名な本の街・神田神保町。軒を連ねる古書店街の中に、ひときわ大きな書店がある。三省堂書店神田本店。新刊本や雑誌などを置くその1階で、文芸書のコーナーを担当しているのが山本恭子さん。「本を八角形に積み上げてみるなど、力を入れて展示すると売れ行きも変わります」と、売り場づくりに工夫を凝らす。POSデータで売れ行きの動向を確認しつつ、毎日2回搬入される数多くの本をジャンルごとに仕分け、展示を考える。同じジャンルの本を並べるなどして話題性を演出するが、本のサイズはまちまち。「毎日パズルを解いているようなもの」と笑う。また、自分が読んで感激した本は、手書きのPOPを「思い入れを込めて」作成。その販売促進効果に注目する出版社からは、発売前の本のゲラを渡され、感想を聞かれることも。「コメントが新聞広告に掲載されたこともあります」。話題の本が搬入された時は、「一刻も早く並べて、多くの人に読んでもらいたいと思います。そんな時は無性に楽しいですね」
山本さんが入社して最初に担当したのは、語学書のコーナー。難しい本だらけの売り場に慣れるのに苦労したという。「お客様から、高名な先生の著書なので販売員は知っているものと思われ、尋ねられてもわからなかった時は辛かったですね」。そんな苦労も重ね、現在はアルバイトのマネジメントにも力が入る主任の立場に。「いずれ、売り場全体を管理できるようになりたいと思っています」 |
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| 「本をたくさん読んでいなくても、楽しんで読める人ならばできる仕事だと思います。また、例えばクリスマスシーズンには本の隣にぬいぐるみを置いて、プレゼント用にいっしょに販売することもありますが、そういった工夫を楽しんで考えられる人に向いていると思いますね。自分の好きな仕事が見つからなくても、どんな仕事でも自分なりに楽しめる部分が見つかれば、成長していけると思います」 |
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