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まず、学芸員の概要からお教えください。 |
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| 「学芸員は、博物館で資料の収集、保管、展示および調査研究に携わる専門的職員で、昭和26年に施行された博物館法で博物館に必ず置く専門職員として規定されています。博物館には、美術館や動物園、水族館、植物園なども含まれており、平成14年度の社会教育調査によれば、専任者2921人、兼任者235人、非常勤237人が勤務されています」 |
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資格取得の要件は。 |
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| 「まず、文部科学省令で定める博物館に関する科目の単位を履修した学士は、資格を有していることとなります。また、大学に2年以上在学して博物館に関する科目を含む62単位以上を修得し、学芸員を補助する学芸員補の仕事を3年以上すれば資格を有していることとなります。さらに、試験認定および無試験認定で取得することもできます。試験認定は、博物館学など必須4科目および考古学や生物学など9科目から2科目を選択して受験するもの。学士の学位を有することなどの受験資格があります。また、学士で博物館に関する科目の単位が不足している人は、その科目だけ受験して合格すれば資格を得ることもできます。無試験認定は、学芸員有資格者と同等の学力や経験を、論文や業績など書類で審査するもの。こちらも受験資格があります。詳しくは文部科学省のホームページをご覧ください」 |
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試験認定では、どういった人が受験するのでしょうか。 |
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| 「大半は、学芸員補としてすでに博物館に勤務している人です」 |
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合格率や受験者数は。 |
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| 「例年、試験認定は200人、無試験認定は100人ほどが受験し、合格率はいずれも40%程度といったところです。無試験認定の受験者は大学院卒レベルの人が多いですね」 |
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学芸員の需給はどういった状況でしょうか。 |
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| 「毎年、大学の学芸員課程の修了者は1万人と見込まれているのに対し、全国の国公立私立の博物館で勤務する学芸員が3,000人程度という現状に照らすと、新規の募集人数は非常に少ないと思われます。有資格者が全員、学芸員としての職業を志望されるわけではないでしょうが、非常に狭き門とはいえるでしょう」 |
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新しい活躍の場はありますか。 |
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「私見ですが、近年では東京・台場にできた日本科学未来館など、教育普及や来館者とのコミュニケーションを重視した新しい施設もみられています。そういったところでエデュケーターとして活躍する機会なども増えていくのではないでしょうか」
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| 受験資格 |
試験認定:
| 2. |
大学に2年以上在学して62単位以上を修得し、3年以上学芸員補の職にあった者 |
| 3. |
教員の普通免許を持ち、3年以上教員の職にあった者 |
| 5. |
その他、文部科学大臣が上記と同等以上の資格を有すると認めた者(受験資格認定の申請が必要) |
無試験認定:
| 1. |
学位規則による修士もしくは博士の学位又は専門職学位を有する者 |
| 2. |
大学において博物館に関する科目に関し2年以上教授・助教授・講師の職にあった者 |
| 3. |
10年以上、学芸員補の職にあった者で都道府県の教育委員会の推薦する者 |
| 4. |
その他、文部科学大臣が上記と同等以上の資格を有すると認めた者(受験資格認定の申請が必要)
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| 受験費用(税込み) |
| 1科目につき1300円、無試験認定は3800円 |
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