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高校生だけでなく、若者と話をしていて、時々気になるのが「会話が続かない」こと。これは、話が合わないということとは違います。体験を“広げる”ことが苦手なのではないか?ということです。例えば、「修学旅行はどこに行ったの?」「九州」「どんなところが一番印象に残ったの?」「うぅーーん。長崎かな?」。こちらが質問を深めて意識して誘導的質問を投げかけ続けないと、自分が感じて見たことなどを具体的に描写して伝えてくれることは少ないのです。別の言い方をすれば「見たマンマ」かもしれません。
これは、経験から想像力を広げて、他のことと連鎖することが少ないことに繋がっているのではないか?と思うようになってきたので、私は「体験のシート」を作ってみました。自分が体験したことで、どのように感じ、考え、行動したのかを簡単な振り返りで考えさせることで、気づかなかった自分が浮かび上がることと、体験は他の行動にも繋がっているということに改めて気づいていくシートという意図があります。このシートの8項目は、先生方がどんどん変えて使ってみて下さい。「修学旅行」や「体験学習」の行事で感想文などを書く前に整理するために使うことも出来るものです。
自分の行動がそこで終わらない。それを感じていくことが、体験を楽しめるきっかけになると思います。
私は実際に学生のアルバイト経験から社会へ繋げるシートとして使ってみました。様々な方面に学生が視野を広げたり、自分の経験を豊かに語れるようになるという効果がありました。添付のシートでは、人にアドバイスをするのが好きだという発見や、周りの状況を考えられるようになったなど、クラブ活動を体験した生徒の例を挙げました。 |
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「体験を繋げるシート」記入例
一つのきっかけから段々遠いところへと想像を広げていけるように、9つのブロックにある数字の順番にしたがって記入するとよい(矢印はその広がりを表す)。 |
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シートをクリックすると拡大して見られます
(未記入のシートをダウンロードするには下記をクリックしてください)
ダウンロード |
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| こじま・たかこ |
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三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)にて窓口業務と新人教育担当を経て1984年退行。
1991年、埼玉県庁に職業訓練指導員として入庁。OA業務などを指導、独自の就職指導により、若年者を7年連続で100%就職実現させた。
キャリアカウンセリングを学び、2001年から中高年再就職支援事業のメンバーとして企画・運営・講師を勤める。
2002年度の緊急地域雇用創出交付金事業として、就職アドバイザー雇用と職業訓練生への就職支援プログラムを企画・運営。
2003年からは「彩の国キャリア塾」として若年者・中高年・女性・学生と幅広いキャリアデザインの研究および講座の企画のほか、キャリアカウンセラーの養成に携わる。
2005年5月、
立教大学 コオプ教育・インターンシップオフィス
コオプ・コーディネーター
2005年6月、厚生労働省「若者の人間力を高める国民運動」実務委員
2005年6月、埼玉県「ニート対策評議委員」
2005年9月、埼玉県「高圧ガス2007年問題対策検討委員」
二男の母。著書に「かんばる中高年実践就職塾」「子供を就職させる本」(以上、メディアファクトリー刊)、「我が子をニートから救う本」(すばる社刊)「もう一度働く・55歳からの就職読本」(筑摩書房)がある。
2003年日経ウーマン・オブ・ザ・イヤーキャリアクリエイト部門を受賞。 |
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