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「ファイナンシャル・プラインナー」を活かした仕事
相談相手が経済的に豊かになることで自分も豊かになれることがやりがいに
益山 真一さん(35歳)
顧客獲得のためにも、情報の収集・発信に努める
 CFP(Certified Financial Planner)をはじめ、多くの資格を取得して、現在、フリーランスのファイナンシャル・プランナー(FP)として活躍中の益山真一さん。個人顧客に対する生活設計の相談業務を行うほか、2〜3日に1回は企業などで行われるセミナーで講師を務めたり、『FP技能士2級AFP試験速習ポイントテキスト』などの専門書を執筆している。「いつもハングリーでありたいので、相談業務ではあえて固定客をつくらないようにしています」と言う益山さんは、顧客獲得のねらいも込めて、セミナーや書籍のほか、自身のブログでも情報発信に努めている。そのためにも、経済新聞や専門誌の購読はもちろん、関連するホームページはこまめにチェック。「引き出しが多いほうが人との接点が持ちやすいと思いますから」。フリーランスのFPとして活動していく術だ。

  相談業務では、法律で規制されていることもあって、利殖の提案をするようなことはしない。あくまでも自分自身で実践していることを事例として話すことを心がけている。そのためにも、今、「話題づくりを兼ねて『家計も体もダイエットのコツは同じ』というコンセプトを打ち出そうと、自分自身、体のダイエットを実践中」という。そんなFPの仕事には、「相談相手が経済的に豊かになることで自分も豊かになれる」「お客様の人生設計を知って勉強になる」というやりがいがある半面、中高年の顧客からは、若いことで信頼されないことも。「国際的に権威のあるCFPの資格を取得していることが、そうした場面で信用を与えてくれていることは否定できません。ただ、笑顔でいたり、あいさつをするなどをしっかりやることが何より大事。年輩者の“若い”人に対する思い込みを利用するのも1つの方法。良い面で思い込みとのギャップを見せるなど、精神的駆け引きも大切な要素です」
 
益山さんのキャリアステップと気持ちの変化
商社勤務時代 バブル崩壊後に入社したので、何か武器を身につけておきたくなり、「周囲の比較的経済的に豊かな人と会話するいい材料にもなる」とFPの勉強を開始。96年、日本FP協会AFP登録。保険の知識を学び、「シニアリスクコンサルタント」の認定も受ける。周辺知識を得るため簿記や税務検定などを学び、97年、日本FP協会CFP認定。
FP会社勤務時代 00年、関連する不動産取引の知識習得のため「宅地建物取引主任者」を取得。同年、間口を広げようと、資産運用だけでなくお金の使い方も提案できるようになるために「消費生活アドバイザー」を取得。
フリーランス時代 02年、コミュニティにかかわる契機になると「マンション管理士」を取得。
益山さんから高校生へのメッセージ
「まず、自分に対する不満や自分のやりたいことを強く感じるために、実際に紙に書き出してみてください。不満とは、理想とのギャップに対する気持ちの表れですから、将来の自分自身に対するメッセージになるはずです。また、世の中に対するいろいろな疑問をそのままにしないで、自分で調べたり、周囲の人に質問してほしい。そうすることで初めて理解でき、知識や知恵になっていくのです。好奇心は年齢とともに薄れるもの。高校生のうちは大切にしてほしいと思います。幅広い知識がFPをする上でも生きていくなかでも支えになると思います」
ファイナンシャル・プランナーの取り方と活かせる仕事
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