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まず、薬剤師の定義、概要からお教えください。 |
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| 「薬剤師法の第1条に、薬剤師の任務として、国民の健康な生活のために調剤、医薬品の供給、その他薬事衛生をつかさどると規定されています。これらの任務のうち、医師が記載した処方せんに基づいて薬を調え、患者さんに服薬指導をして渡す調剤は、薬剤師でなければできない独占行為です。医薬分業と呼ばれている制度です。医師と薬剤師がそれぞれの専門性を活かして、患者さんにより質の高い医療サービスを提供するための仕組みです。病院や診療所の医師が診察した後、処方せんを患者さんに渡して、患者さんがその処方せんを薬局に持って行き、薬剤師から調剤された薬を受け取るという仕組みです。ただし、医師が自らの処方に限っては調剤を行うことができるという例外があります。欧米では昔から医薬分業が徹底されていますが、日本では例外規定のため、1874年に「医制」という法律で医薬分業の基本方針を示してから130年後の2003年にようやく医薬分業率が50%を超えたという状況です」 |
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「医薬品の供給」における薬剤師の業務とは、どういったことでしょうか。 |
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| 「医薬品の販売業者は、調剤ができる薬局とできない一般販売業に大別されます。いずれも、薬剤師免許を保有する管理者を置かなければならないと法律で定められています。また、製薬会社では、製造所の管理責任者および品質責任や安全対策を管理する総括製造販売責任者として薬剤師を置かなければなりません」 |
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薬剤師国家試験の合格率や受験者数はどんな状況でしょうか。 |
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| 「本年度の合格率は74.3%、受験者数は1万1046人。ちなみに昨年度の合格率は84.4%でしたので悪化しています。試験は一定の点数に達すれば合格できるので、受験者の質が低下しているのかもしれません。なお、ここ4年で薬学部の新設が相次ぎ、4年前の卒業生は約8000人だったのが、現在の薬学部の定員は1万人を超えています」 |
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受験勉強はどのような方法がありますか。 |
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| 「薬学部を卒業できるレベルの確認という性格が強い試験ですので、基本的に大学でしっかり勉強していれば合格できるはずです」 |
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薬剤師の登録人数と、その内訳は。 |
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| 「薬剤師の総数は約24万人で、うち48.2%が薬局、19.9%が病院・診療所、12.4%が製薬会社、6.4%が医薬品販売業に従事しています」 |
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薬剤師の需給はどういった状況でしょうか。 |
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| 「医薬分業が進展し、現在は薬剤師不足の状況です。しかし、医薬分業率が70%に達する地区はそれ以上は頭打ちとなっていますので、日本全体では、供給不足はあと5〜6年と見ています」 |
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ところで、本年度から薬学部は6年制になりました。その狙いは。 |
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| 「医薬分業がさほど進んでいなかったこれまでにおいては、薬学部卒業者は調剤現場よりも製薬会社の研究職などにつく割合が高かったのです。薬学部で学ぶことも化学物質の合成や分析が中心でした。しかし、近年の医薬分業の進展を踏まえ、薬剤師が本来の業務である調剤に就業する機会が増えるようになりました。患者さんに的確な服薬指導などを行う調剤を行うには、学生の頃から医療現場で患者さんに接するなどの経験が必要です。従来はそういったカリキュラムはあまり取り入れられておらず、保険薬局などに就職してから実地で学んでいた例が大半でした。そこで、調剤を行う上で不可欠なカリキュラムとして新たに長期間の実務実習と医療科目が薬学部に義務化されることとなり、それらの分の就学期間が2年間延長されたわけです」 |
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| 受験資格 |
| 大学において薬学の正規の課程を修めて卒業した者 |
| 試験科目 |
(1)基礎薬学
(2)医療薬学
(3)衛生薬学
(4)薬事関係法規および
薬事関係制度 |
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