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東京・大森に、病床400床という規模の大きな東京労災病院がある。隣接する日本調剤大森薬局で薬剤師として働くのが河村真菜さん。「1日に200人から250人くらい」という患者に対応する薬剤師6人のうちの1人だ。河村さんらは、調剤室での調剤業務と、5席あるカウンターでの受付、服薬指導を交代で担当する。調剤は、まず患者が持参した処方箋を監査することから始まる。「当薬局ではパソコンで患者様の薬歴を管理しており、それに照らし合わせながら処方が適正なものかどうかをチェックします」。その結果、例えば複数の診療科を受診した患者が同じような薬を重複して処方されるなどの問題点が見つかれば、処方した医師に確認して修正する。「血圧を下げる薬の『アルマール』と、血糖を下げる『アマリール』など、まぎらわしい名前の薬も多い。間違わないようにいつも心がけています」
患者への服薬指導は、例えば飲み合わせの悪い薬を以前に処方されていた場合には同時に飲まないように注意を促し、食事時間が不規則な人には服薬のタイミングをアドバイスするなど、患者一人ひとりに対応して行う。また、その際に副作用の有無など症状の変化をヒアリングし、薬歴情報に入力。また、話したがらない患者のためには、はい・いいえで回答できるよう質問も工夫しているという。「顔なじみの患者さんも多く、調剤する薬が次第に軽い症状のものになるとうれしくなります」。その半面、処方監査で問題点を見逃し、ダブルチェックした先輩から教えられて未熟さを感じることもある。「早く一人前になれるように経験を重ねていきたい。末永くこの仕事を続けていきたいと思っています」 |
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| 高校時代 |
薬剤師になることを考え、化学、生物、物理、数学を重視して勉強に取り組む。 |
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| 大学時代 |
内気で人見知りの性格を自覚。それでは薬局で働くのにふさわしくなく、オープンな性格にならないとさまざまな情報が入らずにつまらないと思い、塾の講師や薬局でアルバイト。また、3年の夏に1カ月、1人でイギリスを旅行。 |
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| 入社1年目 |
東京・新橋の慈恵医大病院そばの薬局に配属。大病院の幅広い疾患の処方箋を経験。会社員中心の患者層で、自分の病気に詳しく、シビアな質問が多く鍛えられる。 |
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| 入社3年目 |
大森薬局に異動。地域に長く住む比較的高い年代層の患者に接し、人間関係づくりのポイントを学ぶ。在庫管理などの業務も増え、ステップアップを実感。 |
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「薬学部は、入学してからすごく勉強しなければなりません。本をたくさん読む中で、わからないことを理解して吸収していく力が必要です。ただ暗記するのではなく、きちんと理解しないと覚えられるものではありません。自分は高校時代にそういう勉強法が確立できていなかったので苦労しました。ですから、普段から一つ一つをきちんと理解することを心がけておくことが大切だと思います」
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