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まず、行政書士の定義、概要からお教えください。 |
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| 「行政書士は、行政書士法に基づく国家資格者で、他人の依頼を受けて、役所に提出する許認可などの申請書類の作成および提出手続きの代理、また遺言書、契約書などの権利義務や事実証明に関する書類の作成および提出代理を行います。特に多いのは、建設業など役所の許認可を必要とする事業者の更新手続きですね。これは行政書士にしかできない独占業務です。それ以外でも、たとえば法人の設立登記は司法書士の独占業務ですが、設立書類の作成は行政書士が行うなど、弁護士、会計士、税理士ら他の“士業”に隣接して行う業務も多く、その分野が非常に幅広いことが行政書士の特徴でしょう」 |
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主な仕事は、決められたルールに従って書類を作成することなんですね。 |
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| 「それが中心になりますが、行政書士の業務は法律の改正とともに常に変化しています。例えば、環境問題への関心の高まりとともに産業廃棄物処理に関する法律が整備・改正され、処理業者の許認可には財務状況なども問われるようになっています。それに伴って財務状況がよくない会社が、優良な処理業者に淘汰されていく傾向にある。そこで、許認可を得るためには単に書類を代書するだけではなく、どうすれば許認可が得られるかのコンサルティングが必要とされるようになってきました。会計士を呼んで研修会を開催したり、経営者に指導したりといったアクティブな業務に広がっているのです」 |
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資格を取得しただけですぐ仕事が得られるわけではないとよく聞きます。 |
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| 「営業活動が必要でしょう。顧客のトータルな相談相手となって、顧客が困っている部分を察知して企画提案していく姿勢が求められるでしょうね。そこで行政書士にはできない事案が発生したら、弁護士などに繋いでいくというスタンスです。また、業務分野は幅広くても、会社設立手続きや建設業の許認可などに分野を定めて専門性を掘り下げ、仕事を獲得している行政書士もたくさんいます。中には、『在留外国人の期間更新許可申請』『風俗営業の許可申請』などに絞っている人もいますよ」 |
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受験者数や合格者数はどんな状況でしょうか。 |
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| 「2005年度は全国で7万4762人が受験し、1961人が合格しました。合格率は2.6%。00年度から受験資格要件が撤廃されたことなどにより、受験者数は当時から倍増しています。なお、受験者の受験目的の約半数は行政書士になるためですが、2割強は「自己啓発のため」と回答しています。試験問題の難度がアップし、司法試験への登竜門的にとらえられているようです。職業は会社員が40%弱、学生が14%強といったところです」 |
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試験問題の難度アップとは、どう難しくなったのでしょうか。また、有利な勉強法はありますか。 |
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| 「以前は、『正しいものを次のうちから1つ選べ』という設問でしたが、現在は40字程度の記述式も増えています。それだけ知識量が必要になったということ。法学部系の大学院に進んで勉強する意欲的な人も多いですね」 |
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| 試験科目 |
| 1) |
行政書士の業務に関し必要な法令等(出題数46題) |
| 2) |
行政書士の業務に関連する一般知識等(出題数14題) |
| 合格ライン |
| 次の要件のいずれも満たした者 |
| 1) |
行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50%以上である者 |
| 2) |
行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、満点の40%以上である者 |
| 3) |
試験全体の得点が、満点の60%以上である者 |
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