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キャリアガイダンス@メールTOP注目の資格 vol.12
注目の資格 キャリアガイダンス@メール
GCDF−Japan(キャリアカウンセラー)
個人が自分自身のキャリアを考え意思決定することを支援
活動フィールドは行政、学校、企業。雇用環境の変化、ニート・フリーター問題からニーズ高まる
まず、キャリアカウンセラーの定義、概要からお教えください。
「日本では厚生労働省が呼び方をキャリア・コンサルタントの名称で統一しています。キャリア・コンサルティングとは、個人が自分の適性や職業経験などに応じて自らキャリアデザインを行い、それに即した職業選択や能力開発を効果的に行えるように支援することを指します。厚労省ではキャリア・コンサルタントの養成を推進しており、現在GCDFをはじめ11の資格検定が『厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験』に認定されています」
GCDFとは。
「Global Career Development Facilitatorの略称で、全米最大のカウンセラー資格の関連機関が認定発行する国際資格です。日本ではキャリアカウンセリング協会が窓口となって2001年から運営しています」
新しい資格のようですが、その仕事にはどういった意義があるのでしょうか。
「企業の例ですと、企業間の競争に勝つために生産を中国に移したりしていますね。すると、それまで日本の工場でその仕事に従事していた人を配置転換しなければならなくなります。そのように技術革新の急激な進展や経済社会のニーズの大きな変化により、労働者が長年にわたって蓄積してきた職業能力を無にされる事態も生じます。また、ご承知のとおり、いわゆるニートやフリーターが急増し、職業意識の希薄化、能力蓄積機会の欠如が将来の経済社会の担い手の喪失をもたらしかねない事態となっています。しかし、人の職業志向や適性はそう簡単には変われません。そこで、キャリアデザインのノウハウを専門的に学んだ人の支援を受ける必要性が生じるのです」
合格者数はどんな状況でしょうか。
「06年3月の時点で、GCDFホルダーは約1600人、11の資格検定合計では約1万6000人存在しています。厚労省は07年までに5万人のキャリア・コンサルタントを養成する計画を打ち出しており、毎年数千人ずつ増えている状況です」
どういった人が取得しているのでしょうか。
「企業や教育機関などで個人のキャリア支援に対応している人などが力量を高めたいという動機で受講するケースが多いですね。また、先々、個人を支援するカウンセラーの仕事をしてみたいという方もいます」
キャリア・コンサルタントはどういった場所で活動しているのでしょうか。
「大きく3つあります。まず、行政では、ハローワークやジョブカフェで利用者から相談を受ける仕事をしています。2つ目は企業。従業員のキャリアデザイン研修のトレーナーを務めたり、日常的に相談を受ける仕事をしています。また、再就職を支援する人材会社などで利用者の相談に応じる仕事もあります。ユニークなところでは、Jリーグでプロサッカー選手のセカンドキャリアを支援する人もいます。そして、3つ目は学校。大学では『キャリアセンター』で就職相談やキャリア教育に従事しています。高校においても、教師はキャリア・コンサルタントの資格を取得して指導に当たるようにすべきという議論があると思います。就職やその先を目指して勉強することに意義があり、またそうでなければ社会で活躍するのが困難な時代となっていると感じます。しかし、高校教師の方々の資格取得は一部の方に限られているのが現状です。生徒の人生に大きな影響を与える、また重要なサポートができる立場にある高校の教師の方々には、ぜひ支援の技術を学んで頂きたいと思います」
特定非営利活動法人 キャリアカウンセリング協会 事務局長 田中春秋 氏
 
  試験概要
資格名
GCDF-Japan (キャリアカウンセラー)
資格条件
指定のトレーニングプログラムを受講終了し、テスト合格に併せ、大学卒の場合は3600時間、教育・人事・管理職・人材サービスなどキャリアに関する実務経験を有すること
試験科目
キャリア支援者に必要とされる12のコンピテンシー分野につき、筆記および実技試験がある
合格率
GCDF正規資格合格 約61% (筆記試験 約90%、実技試験 約65%:科目合格有)
試験実施回数・時期
東京地区 年6回・奇数月
その他地区 適宜実施
費用
受講費用:367,500円(税込み)
受験費用:25,200円(税込み)
試験実施機関
特定非営利活動法人 キャリアカウンセリング協会
http://www.career-npo.org/

資格人図鑑「GCDF-Japan
(キャリアカウンセラー)を活かした仕事」を見る

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