高校における道徳教育は「学校の教育活動全体を通じて行う」(学習指導要領総則)ものですが、全校履修「道徳」はそのかなめの時間と位置付けています。1年生で実施することにより、2年生、3年生と生活していく中で道徳的実践力を高められるよう、各校で計画を立てて指導していってほしいと考えています。
今の高校生は、人としての在り方や自分の生き方について、じっくり考える機会が少なくなっているのではないでしょうか。道徳は「教える」という性質のものではありません。まとまった時間を確保し、教師と生徒がともに話し合うことを通して、規範意識や他人を思いやる心、主体的に判断し行動できる力などが身に付けられると考えました。人生に目的意識を持つことは、進路意識を高めることにもつながります。
まだまだ試行錯誤しながらのスタートですが、予想した以上に活発な意見交換が行われた高校もあったと聞いています。県教委としても相談に乗りながら、その学校なりの授業をつくり上げていってほしいと願っています。(談)
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