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教育関連ニュース 不登校が5年ぶり増加 「いじめ」の影響も
学校の受験料負担自粛を通知 私立中高連
AO入試の増加が頭打ちに リクルート入試実態調査
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不登校が5年ぶり増加 「いじめ」の影響も

 2006年度間に「不登校」を理由に小・中学校を年間30日以上欠席した児童・生徒は12万6764人(前年度比4477人増)で、5年ぶりに増加したことが8月9日、文部科学省の学校基本調査速報で分かった。
 同時に不登校に関する速報値が発表された「生徒指導上の諸問題の現状について」(問題行動調査)では、昨年末に相次いだいじめ自殺事件などの問題を受けて、不登校になったきっかけを尋ねる選択肢のうち「友人関係をめぐる問題」を、「いじめ」と「いじめを除く友人関係をめぐる問題」に分けた。それによると、いじめがきっかけで不登校になった児童・生徒が4688人、いじめを除く友人関係が2万3164人だった。両者を合わせると、前年度の「友人関係―」に比べ2689人増えている。
 問題行動調査では今回から、いじめに関しても「いじめられた児童生徒の立場に立って行う」と定義を変更している。不登校が増えた背景には、「いじめられるなら学校に行かなくてもいいという保護者が増えた」(文科省)だけでなく、学校側の実態把握の姿勢が変化したこともあると見られる。

http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/07073002/index.htm
学校の受験料負担自粛を通知 私立中高連

 関西や関東の私立高校で学校側が受験料を負担し、生徒に多数の大学を受験させていた問題で、日本私立中学高等学校連合会は8月30日、1.受験料の負担を自粛する、2.大学合格実績は明確に表記する――などを申し合わせ、各都道府県協会に通知した。
 問題の発端は7月、大阪市内の私立高校で1人の男子生徒が昨春、大学入試センター試験の成績を活用した入試制度を使って、関西の私立大学4校の延べ73学部・学科を学校の受験料負担で受験し、すべてに合格していたことが発覚。大阪府が8月7日に発表した調査では、回答した府内101校のうち31校が受験料負担をしており、そのうち半数以上が「進路指導に係る資料(データ)の充実」「学校の進学実績向上」と学校本位の目的を挙げていた。その後、兵庫、埼玉などでも学校負担による受験制度を設けている学校があることが明らかになっている。
 進学実績を進学者数ではなく合格者数で表すことは、私立に限らず公立でも広く実施されている。しかし、そうした慣例を逆手に取り、生徒が進学するつもりのない大学まで受験させて実績を「水増し」したことで、高校側のモラルが大きく問われることになった。

AO入試の増加が頭打ちに リクルート入試実態調査

 2004年度まで急ピッチで増えていたAO(アドミッション・オフィス)入試の実施大学が頭打ちとなったことが、リクルートの「2007年度入試実態調査」で明らかになった。
 国公立を合わせたAO入試の実施大学数は、2001年度206校(実施率31.2%)、2002年度302校(同44.6%)、2003年度347校(同50.4%)、2004年度383校(同55.3%)と順調に増えていたが、2005年度は402校(同57.6%)、2006年度は428校(同60.5%)とブレーキがかかり、2007年度は432校(同60.2%)と4校しか増えず、実施率はむしろ低下した。これには、私立の実施校が4校減の384校となったことが影響している。AO入試を含む推薦入試の実施率は98.3%(前年度比0.3ポイント増)に上った。
 大学入試センター試験を利用した私立大学は2007年度、450大学。2000年度の242大学から7年間で約1.9倍に伸びたが、前年比では10大学の増加にとどまっている。一方、導入学部数は2000年度の569学部から2007年度の1,243学部へと約2.2倍、前年から64学部の増加であり、拡大傾向は続いている。

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