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看護師の仕事
患者をケアして元気になることを助ける。人命にかかわる責任の重い仕事
今号の仕事人 千葉徳洲会病院 笠松恵理子さん(36歳)
重篤だった患者が回復し元気な顔を見せてくれると至上のやりがいを感じる
 病院のICU(集中治療室)の主任看護師である笠松恵理子さんは、経歴 15 年のベテランだ。循環器科をはじめ呼吸器科、消化器科、心臓外科、脳外科など業務内容の異なる様々な科目を経験し、看護師としてのキャリアの幅を広げてきた。「いままた勉強させてもらっています」と言う。ICUには病気やケガの重篤患者が次々に運び込まれる。血圧や脈拍、呼吸など刻々と変化する状態から目が離せない。そんな緊迫感が漂う中、新たな発見、課題に直面する毎日を送っている。
  患者の呼吸の補助や全身状態の維持のためにICUで頻繁に使われる人工呼吸器は、患者を助けるための機器でありながら多くの苦痛をともなう。どうしたらその苦痛を少しでも軽減できるかを考え、自主的に勉強をして呼吸療法認定士の資格を取得した。
 しかし、手当むなしく亡くなってしまう患者を何人も見送ってきた。
「まだこれからやりたいことがたくさんあっただろうに、とせつなくなってしまいます。もっと何とかする力が自分にあればと悔しく思いますね」
その半面、重篤だった患者が回復し、元気な顔を見せてくれると至上のやりがいを感じるという。
「つらい治療をできるだけ苦痛にならないようにケアしたり、患者さんにだけではなくご家族にも患者さんのほんの少しの良い変化をご報告することでご安心いただいたり、と、やれることはたくさんあります。そうやって患者さんが元気になっていくことを助けるこの仕事が大好きです」
  笠松さんの夢は、 60歳まで看護師を続けることだ。
 
笠松さんのある一日 (日勤の場合)
登院。当直の看護師から申し送りを受ける。
看護部長室へ報告業務。
患者のバイタルチェック・記録・時間点滴の投与および清拭などの保清。
医師への指示確認。
食事・休憩。
患者の食事介助や与薬。
患者のバイタルチェック・記録・時間点滴の投与および口腔ケアなどの保清。
電子カルテに打ち込み。
患者のバイタルチェック・記録。医師への報告指示確認。
当直の看護師へ申し送り。薬品や器具などのチェック、補充。
帰宅。
笠松さんから高校生へのメッセージ
相手の立場に立って物事を考えようと努力できる人 責任感のある人がふさわしい
「患者さんやご家族など、相手の立場に立って物事を考えようと努力できる人ならば、誰でもなれると思います。やりがいはなってからでもたくさん見つけられます。ただし、患者さんの命がかかっていますので、与えられた自分の仕事は絶対に後回しにはできません。責任感は必要だと思います」
看護師になるには?
看護師になるには国家試験に合格する必要があり、大学・短大や専門学校、看護師学校などの看護師養成施設を卒業すると受験資格が与えられる。 もっと詳しく知りたい方はこちらへ
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