キャリアガイダンスVol.415
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課題研究を進路実現につなげ科学技術系のグローバル人材を育てる西条農業高校 (広島・県立)毎号1校ずつの高校にご登場いただき、進路指導の取り組みをご紹介しています。今号は100年を超える伝統と地域からの信頼を基盤とする広島県立西条農業高校。生徒全員を対象としたSSHの取り組みを通して、進学実績、就職実績共に伸ばしています。取材・文/永井ミカ進路指導実践を磨く!専門学科編後列左から進路指導部長  中吉 聖先生 SSH研究開発副主任 中津茂生先生前列左から SSH研究開発主任  大平理恵先生 SSH総務主任  小倉弘士先生1910年創立/園芸科、畜産科、生活科、農業機械科、緑地土木科、生物工学科、食品科学科生徒数822人(男子455人・女子367人)/進路状況(2016年3月実績)/大学進学118人、短大進学21人、専各進学61人、就職79人、その他0人 西条農業高校は園芸科、畜産科など7つの学科を擁する広島県立の農業高校。卒業生のおよそ70〜80%が進学し、例年30人前後が国公立大学に合格する。また人間性の涵養を重んじる校風のため、就職する生徒への地域からの信頼も篤く、常に期待は大きい。 大学合格実績においては、ほぼ推薦入試とAO入試によるものである。広島大学や広島中央サイエンスパークに隣接する立地も活かし、従来より高度な専門性をもったテーマを設定して、生徒たちは在学中に研究に取り組んできた。2012年度からはSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定も受け、将来の国際的な科学技術系のグローバル人材を育成することを目指した研究開発をスタート。SSHは生徒全員を対象としており、意欲・関心を向上させ進学への動機づけにもなっている。また、SSHの一環として地元の小中学校との連携事業も多く、それが意欲のある生徒の獲得にもつながっている。 進路指導に関してはチューター制を導入。担任と共に、専門学科の教員がチューターとして生徒をバックアップし、生徒一人ひとりをより確実に進路実現へと導いていく。図1 現役国公立大学合格者の推移図2 進路指導部体制と各教科・専門学科構成(2016年度)35302520151050201120122013201420152016272620273127(年卒)(人)園芸科畜産科生活科農業機械科緑地土木科生物工学科食品科学科各専門学科(全7学科)1学年2学年3学年進路指導部各教科担任(数学)部長(数学)副部長 担任(国語)担任(英語)担任(理科)副担任(地歴)副担任(数学)副担任(英語)412016 DEC. Vol.415

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