キャリアガイダンスVol.415
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社会へのトランジションを視野に入れ、大学教育、高校教育、入学者選抜の三位一体の教育改革が求められている狙い、背景はこれまでにも本誌でお伝えしてきました。今、大学ではアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)、そしてカリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)の策定が法定化され、次年度から施行されます。入学から卒業まで一貫して、それぞれの大学が特色ある教育に取り組み、自らの未来を切り拓いていく人材の育成が求められています。では、高校現場では何が求められているのでしょうか。「カリキュラム・マネジメントは管理職・教務にお任せ」「授業改善の取り組みでなかなか手が回らない」「マネジメントという言葉の響きにどうも馴染めない」などの声が聞こえてきます。年内にも答申となる次期学習指導要領の審議では、「社会に開かれた教育課程」という理念のもと、カリキュラム・マネジメントの重要性について謳われています。「生徒たちにこうなってほしい」という先生方一人ひとりの思いを共通認識化していくと同時に、学校教育活動全体を通じた教科等横断での取り組みと、これからの社会で求められる「資質・能力の3つの柱」を育む主体的・対話的で深い学びへの取り組み。この縦糸と横糸を丁寧に教育活動に編み上げていくことが求められているのではないでしょうか。生徒の未来を紡ぐカリキュラム・マネジメント。教育活動全体をいかにデザインするか、先生方の思いと取り組みを小誌はこれからも応援していきたいと思います。山下真司(本誌 編集長)カリキュラム・マネジメントで生徒が輝く学校づくり特 集72016 DEC. Vol.415

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