キャリアガイダンスVol.416
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ているかをすべて選んでもらった(図5)。トップは【教育内容・制度】「学びたい学部・学科・コースがあること」79%、2位【構成要員】「学生の面倒見が良いこと」56%、3位【教育内容・制度】「生徒の興味や可能性が広げられること」54%である。 時系列変化に着目すると、【ブランド性】【入試難易度】の項目が年々減少する一方、【教育内容・制度】の項目や、【卒業後】「卒業後に社会で活躍できること」、【構成要員】「学生の面倒見が良いこと」「教授・講師陣が魅力的であること」などは前回を維持しており、ブランド性から教育の内実に重きを置く傾向がうかがえる。 この結果から、大学入学後の生徒への教育を心配する状況が強まりつつあるように感じられるが、生徒の〝将来〞を案ずるならば社会とつながる本質的指導が重要となるはず。しかしながら、普通科や大短進学率上位校ではその機会のひとつとなる「インターンシップの実施」の優先順位が低い。「大学合格」に向けた指導に偏重し、その先となる社会に出ることを見据えての指導を、大学での教育や面倒見に頼ろうとしているともいえないだろうか。図 5 進路指導で生徒への進学先として大学のどのような点を重視しているか 【時系列】(全体/複数回答)教育内容・制度構成要員学生生活学びたい学部・学科・コースがあること生徒の興味や可能性が広げられること教育方針・カリキュラムが魅力的であること教育内容のレベルが高いこと専門分野を深く学べること社会で役立つ力が身につくこと 資格取得に有利であること教養が身につくこと国際的なセンスが身につくこと学生の面倒見が良いこと教授・講師陣が魅力的であること学生の学力が高いこと先輩・卒業生が魅力的であること学習設備や環境が整っていること寮や奨学金などが充実していること学生生活が楽しめることクラブ・サークル活動が盛んであることキャンパスがきれいであること2016年全体 (n=1105)79.053.542.239.535.834.424.419.213.455.828.821.011.933.116.512.9 4.3 4.22014年全体 (n=1140)72.954.742.534.136.537.621.817.713.353.224.618.811.630.216.111.2 4.5 4.12012年全体 (n=1179)80.757.845.539.539.637.329.519.312.259.530.019.513.734.416.412.2 6.3 4.22010年全体 (n=1208)80.957.646.940.439.936.528.517.3 8.459.730.921.411.838.320.511.8 6.2 4.7※カテゴリーごと「2016年全体」の降順※カテゴリーごと「2016年全体」の降順(%)100806040200■ 2016年 全体■ 2014年 全体■ 2012年 全体■ 2010年 全体■ 2016年 全体■ 2014年 全体■ 2012年 全体■ 2010年 全体立地・環境入試難易度卒業後ブランド性勉強するのに良い環境であること交通の便が良いこと自宅から通えること遊びにいくのに便利な立地であること学費が高くないこと入試方法が生徒に合っていること偏差値が生徒に合っていること就職に有利であること卒業後に社会で活躍できること将来の選択肢が増えること伝統や実績があること校風や雰囲気が良いこと学校が発展していく可能性があること活気がある感じがすること周囲の人からの評判が良いこと有名であること規模が大きいこと2016年全体 (n=1105)34.810.9 8.2 0.328.826.425.344.943.830.343.428.624.923.317.014.8 2.22014年全体 (n=1140)36.810.0 7.5 0.425.026.824.345.542.532.437.730.128.922.416.811.4 2.32012年全体 (n=1179)41.3 9.710.1 0.230.632.027.952.841.734.847.635.031.826.319.813.7 2.62010年全体 (n=1208)44.610.711.0 0.233.334.429.656.741.934.149.334.234.726.422.513.5 3.1『高校の進路指導・キャリア教育に関する調査2016』結果詳細はリクルート進学総研サイト(http://souken.shingakunet.com/)でご覧いただけます。生徒の進路選択・決定力 どう高める?【調査報告】高校の進路指導・キャリア教育に関する調査2016進路指導の実態Ⅰ112017 FEB. Vol.416

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