キャリアガイダンスVol.416
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 自校のキャリア教育が生徒の役に立っているのかをたずねた(図11)。「とても役に立っている」12%、「ある程度役に立っている」77%を合わせ、88%が役に立っていると考えている。 大短進学率別にみると、40%未満校では「とても役に立っている」が17%と他に比べて高い。 さらに、今後もキャリア教育に取り組むべきかをたずねたところ(図12)、「積極的に取り組むべきだと思う」41%、「ある程度は取り組むべきだと思う」46%を合わせ、87%が今後も取り組むべきだと考えており、キャリア教育の必要性が認識されているといえる。一方で、進学率別に「積極的に取り組むべきだと思う」をみると、進学率95%以上で34%、進学率40%未満で47%と差が。 自校でキャリア教育を進めていくにあたり、難しくしている要因として約9割が「生徒の役に立つ」。課題は「教員の負担」と「時間不足」狙いは広く理解浸透積極的な実施は進学率で差図 11 キャリア教育の役立ち度 (キャリア教育実施校/単一回答)図 12 キャリア教育の今後の位置づけ (全体/単一回答)●キャリア教育という言葉は浸透しているが、各々の教育活動の中で、どう取り組めば良いか理解度・意欲に差がある。(沖縄県/県立/普通科)教員の指導力不足● 教員の異動が毎年行われるので、統一された(またはレベルを維持した)カリキュラムを組みにくい。(鹿児島県/県立/普通科)● 進路指導は他人まかせにして自分から力量を上げようとする努力をしない人が多い。(東京都/都立/専門学科:商業)●年配の教員で指導が甘い人が多い。(新潟県/県立/専門学科:工業)生徒の意欲や学力の低下・欠如●生徒が自らのことととらえ、主体的に取り組む姿勢がないと、知識や情報が上すべりし、何も残らない。(滋賀県/県立/普通科)●生徒自身の進路に対する興味・関心の低さが目立つ。(千葉県/県立/総合学科)役に立っている・計役に立っていない・計無 回 答とても役に立っているある程度役に立っているあまり役に立っていないまったく役に立っていない取り組むべきだと思う・計どちらともいえない取り組むべきだと思わない・計無 回 答積極的に取り組むべきだと思うある程度は取り組むべきだと思うあまり取り組むべきだと思わないまったく取り組むべきだと思わない2016年全体 (n=1076)大短進学率別95%以上 (n=215)70~95%未満 (n=297)40~70%未満 (n=202)40%未満 (n=351)2016年全体 (n=1105)大短進学率別95%以上 (n=221)70~95%未満 (n=304)40~70%未満 (n=210)40%未満 (n=358)役に立っている・計役に立っていない・計取り組むべきだと思う・計取り組むべきだと思わない・計88.210.792.15.688.910.486.112.486.912.587.13.084.24.586.54.390.53.387.70.8(%)(%)キャリア教育の実態Ⅱキャリア教育への期待と課題は?イベント型の取り組みから日常型への転換が課題142017 FEB. Vol.416

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