キャリアガイダンスVol.416
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な資質・能力の向上につながると思うかをたずねてみたところ(図18)、トップは「コミュニケーションスキルの向上」63%、僅差で「主体性・多様性・協働性の向上」62%。3位「思考力・判断力・表現力の向上」57%、4位「学びに向かう姿勢の向上」47%と、上位は4割を超える一方、「基礎的な学力の向上」は19%、「キャリア形成能力」は8%と大きな開きがみられる結果となった。 ALによる基礎的学力の向上に関しては、「本当に学力向上や力のつく授業になるのか」「基礎・基本の軽視にならないか」など(フリーコメント6)からも基礎学力習得への疑問が感じられ、入試対応への懸念の他、「教科書が終わらない」「基礎学力がある前提で実施」などの意見がある。 ALの視点による授業改善の評価の実施状況をたずねた(図19)。「評価方法の策定をし、運用している」は6%。検討・研究中は59%であり、策定したが運用に至っていないまで合わせると6割強が準備中であった。ALの視点による授業改善の実施別にみると、「学校全体で導入」など実施単位が大きいほど運用や準備が進んでいることがわかる。図 19 アクティブラーニングの視点による授業改善の評価の実施状況 (アクティブラーニングによる授業改善実施ベース/単一回答)評価方法の策定をし、運用している準備中・計現在は評価方法の策定をしておらず、今後もしない予定無 回 答評価方法の策定をしているが、運用に至っていない現在は評価方法の策定をしていないが、検討・研究中2016年全体 (n=1026)アクティブラーニングによる授業改善の実施別学校全体で導入(n=271)教科で導入(n=190)教員個人が導入(n=565)準備中・計64.869.470.060.9(%)図 18 アクティブラーニングの視点による授業改善はどんな力の向上につながると思うか (全体/複数回答)※「2016年全体」の降順コミュニケーションスキルの向上主体性・多様性・協働性の向上思考力・判断力・表現力の向上学びに向かう姿勢の向上基礎的な学力(知識・技能)の向上キャリア形成能力左記の生徒の能力向上にはつながらない2016年全体 (n=1105)62.762.356.745.618.5 7.7 2.1大短進学率別95%以上 (n=221)57.967.053.444.816.7 4.5 3.270~95%未満 (n=304)60.963.855.344.717.1 6.6 2.340~70%未満 (n=210)64.363.360.550.014.8 9.5 1.940%未満 (n=358)66.257.058.744.422.6 9.5 1.4(%)806040200 ■ 2016年 全体 ● 大短進学率95%以上 ▲ 大短進学率70~95%未満 ■ 大短進学率40~70%未満 ◆ 大短進学率40%未満『高校の進路指導・キャリア教育に関する調査2016』結果詳細はリクルート進学総研サイト(http://souken.shingakunet.com/)でご覧いただけます。社会環境の変化と能力育成Ⅲ生徒の進路選択・決定力 どう高める?【調査報告】高校の進路指導・キャリア教育に関する調査2016192017 FEB. Vol.416

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