キャリアガイダンスVol.416
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̶変革に挑む̶世界の変化に対応し、チャレンジする力をつけるために今の時代、海外経験は必須です。ただ、私が考える「真の留学」は、留学生用に用意された語学教育プログラムを日本人同士で学び、英語力を身につける留学ではなく、現地の学生と同じように英語でビジネスや教養および専門性を学ぶことです。文化も考えも異なる世界に身ひとつで乗り込んで、悪戦苦闘しながら頑張りきることで世界を舞台に活躍できる人材に成長できるのです。 本学では、この考えを基に開学時から「国際化」に力を入れてきました。まず、AACSB(米国)とAMBA(英国)の二つの国際認証を取得。世学金などを開拓、導入しています。2016年度から始めたGlobal Field Study Programは学生だけで世界、もしくは北南米を一周する企画ですが、さっそく女子学生2名が挑戦しています。 AI(人工知能)・ロボット・インターネットの技術革新が進み、第4次産業革命を迎え、高度な知能や思考力を必要としない仕事は機械にとって替わる時代が目前です。期待もありますが、雇用不安も交錯し、従来の教育手法ではこの社会に対応できる人材育成に不安があります。本学ではこの来るべき時代に対応できる人材育成のため、大学院教育にも力を入れており、三大都市圏である名古屋・東京・大阪にキャンパスを展開し、約750名もの社会人が学んでいます。これは日本最大規模を誇り、世界基準の高度なMBA教育を受けて、さらに成長したい多くの社会人に選ばれています。この社会的に評価の高い大学院教育を学部にも展開したのが、アクティブラーニングで実施する「都心型コース」です。 この新たな教育手法や活発な国際交流へのこだわりと努力が、世界に羽ばたく人材の育成を可能としているのです。活発な国際交流と海外一流大学との交換留学で世界を舞台に活躍する人材を輩出界でも上位5%の大学しか認証されないこの国際認証を取得することで、日本でも世界レベルの教育が可能となったのです。本学ではこの国際認証を提げ、世界一流の大学との提携を広げてきました。今では世界54カ国123校もの大学と提携。いずれも、それぞれの地域を代表する有力大学であり、日本から留学する際には難関校となる大学ばかりです。提携校への留学学費は全額支給、渡航費の奨学金制度も用意するという徹底した支援体制をとっています。加えて留学中の取得単位は卒業単位に振替可能であるため、留年の心配も最小限に抑えています。他にも、特色ある渡航制度や海外インターンシップ、奨名古屋商科大学学長栗本 宏【学長プロフィール】くりもと・ひろし●慶應義塾大学大学院経済学研究科(経営会計専攻)博士課程修了。カナダ・州立アルバータ大学より名誉法学博士(LL.D.)の学位授与。1981年より現職。2008年旭日中綬章(私学振興功労)。【大学プロフィール】1935年名古屋鉄道学校創立。53年名古屋商科大学開学。商学部(会計ファイナンス学科、マーケティング学科)、経営学部(経営学科、経営情報学科)、経済学部(経済学科、総合政策学科)、コミュニケーション学部(英語学科、グローバル教養学科)の4学部8学科。592017 FEB. Vol.416

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