キャリアガイダンスVol.417
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2018年4月、大東文化大学は3つの新たな学科を設置する予定です。その1つが、スポーツ・健康科学部に新設する看護学科(仮称)。既存のスポーツ科学科や健康科学科との連携はもちろん、社会科学系の学部とも積極的な交流を図るなど、独自のカリキュラムを提供することで、広く医療福祉分野で活躍する看護師を育成します。女子学生が増えることで、キャンパスに活力を生んでくれることも期待しています。 文学部には、歴史文化学科(仮称)を新設する予定です。本学は「東西文化の融合をはかり、新しい文化の創造を目指す」という建学の精神の下、中国学、日本文学、書道などの分野際交流改革委員長としての経験も踏まえ、今後、東南アジアを中心に留学生数を増やす必要があると考えています。 昨年度から学生リーダーを養成するプログラムも始めました。地域連携や国際交流、障がいをもつ学生のサポート、自治会活動や学内ジョブなどの各種プロジェクトに、学部の枠を超えチームで取り組みます。1、2年生が中心になることで、入学後早い段階で、大学に対する帰属意識や誇りをもつほか、そこでの活動が自信となり、その後のキャリア形成につながることを期待しています。 同様に、早い時期から学生に意識してほしいのは、「自分は何をしたいのか」「何をするべきなのか」といったこと。その上で、自分の人生やキャリアを設計する力をつけてほしいと思います。大学の4年間は将来の幸せのためにあるはず。大学として、それを全力でサポートします。 今年度、学長に就任した私の役割は、歯車を少しでも回転させること。学長が交代したことで、学内に「新しい事が起こるのでは」という雰囲気があることを感じています。その期待に応えることも私の使命です。【学長プロフィール】かどわき・ひろふみ●1950年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学院文学研究科修士課程修了。東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。東北大学文学部助手を経て、83年 大東文化大学文学部中国文学科専任講師。2000年同教授。文学部長、大学院文学研究科委員長などを経て、17年4月より現職。【大学プロフィール】1923年創立の大東文化学院を前身に49年開校。文学部、経済学部、外国語学部、法学部、国際関係学部、経営学部、環境創造学部、スポーツ・健康科学部の8学部18学科。2018年4月に看護学科(スポーツ・健康科学部)、歴史文化学科(文学部)、社会学部 社会学科を新設予定(いずれも仮称、設置構想中)。新学長としての役割は、変化に対する期待に応えること。まずは3学科の新設からで実績を積んできました。グローバル化が進展する今だからこそ、その拠り所として未来指向の歴史文化も注目されています。東京オリンピック・パラリンピックを控え、観光分野など社会の要請にも応えられる人材を育成したいと考えています。 そして、社会学部社会学科(仮称)の新設です。少子高齢化や過疎化など現代社会が抱える問題と向き合い、自ら目標を設定し、行動できる人材が求められています。そのため、フィールドワークなど、主体的な学びの機会を増やすとともに、多様性に対する理解を深めていきます。 本学は創立以来、中国やアジアに強い大学として認知されてきました。国̶変革に挑む̶まとめ/堀水潤一 撮影/冨永智子大東文化大学学長門脇廣文572017 MAY Vol.417

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