キャリアガイダンスVol.433
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突然の一斉休校要請、その時、先生たちは?questionnaire学校の教育活動すべてがストップし、今後の計画がまったく予想できない。 (沖縄・県立・進路指導部)大会は休止、中止により、部活動で秀でていた3年生が進路変更を余儀なくされる。(沖縄・県立・進路指導部)成績評価をどのようにするのか、ということが目下最大の課題。(東京・私立・入試広報・総務部・第1学年)子どもたちは、ストレスは抱えているものの、この状況に柔軟に対応しようとしています。対応できていないのは大人の方ではないか。(福岡・私立・教務主任・入試広報部)地震が起きたときもそうだったが、今までやってきたこと、やっていなかったことが一気に表面化する。 (熊本・県立・SSH研究部)「学校とは何か」がわからない部分が出てきた。オンライン授業で事足りるなら通信制高校で十分だ。 (宮城・私立・教務部)教育格差がより広がってしまったと肌感覚で感じる。(大阪・私立・進路・入試広報)学校からの定期的な連絡や必要な情報提供により生徒の精神的安心を確保することが急務。(北海道・市立・キャリア推進部・1学年担任)オンライン授業は繋がりたくなければ繋がりを切ることが容易。これまでお付き合いで授業を聴いてくれていた生徒も、オンラインではそうはいかない。より教師の力が試される。(山形・県立・学年主任)ゴールがまったく見えない。(栃木・県立・教諭)いま学校に問われているのは「授業をしたいのか」それとも「学びの成立を目指すのか」。(滋賀・県立・進路指導課長)現在私は3学年の担当ですが、進路指導ができないことで困っています。Web上でできることとできないことがあります。特に、私の勤務校は7割が就職なので、スタートの遅れは致命傷になりかねません。(千葉・県立・3学年副担任)自分で学びに向かう人間性をどのように育てるかを本気で考える必要がある。もともと社会に出たときに必要となる要素でしたが、今は高校生が「まさに今」試されている状況だと考えているからです。不安なことも多々あると思いますが、これを乗り越えることでお互いに大きな成長に繋がると考えていますので、折を見て生徒にも伝えていきたい。(熊本・県立・教務部・生徒指導部)122020 JUL. Vol.433

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