カレッジマネジメント190号
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74リクルート カレッジマネジメント190 / Jan. - Feb. 2015編集のおと▶「つぶしがきく」と言われて法学部に進学した身分で偉そうなことは言えませんが、高校生は何を思い進学するのか。大学はどう将来を見据え、改革を進めるのか。本号がそれを思考するきっかけになれば幸いです。国の施策も動き始めた今年、良い未来を議論する1年になりますように。私事で大変恐縮ですが1月より秋まで出産育児のためお休みさせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。(鹿島)▶今号より編集を担当している林です。これまでは「リクナビ進学」で高校生側の視点から自分に合った進学先をどう選ぶかという情報を伝えてきました。本誌では、高等教育機関の視点からの発信となりますが、共通したテーマは「学生が主体的に自分の将来を思い描き、それを実現する事を支援したい」ということ。今後、取材等でお世話になることも多いと思いますが、どうぞ宜しくお願いします。(林)▶時間を表すギリシャ語には「クロノス」と「カイロス」という2つの言葉がある。クロノスは、時計の針が動くように一定速度の時間の流れのこと。一方カイロスは、人間の主観的な時間。楽しい時間はすぐに過ぎていき、記憶に残るのはカイロスで、他の動物にはない時間感覚だそうです。先日『ヨルタモリ』という番組を見ていたら、タモリがそのことを言っていました。皆様にとって楽しきカイロスが多い1年でありますように。(佐々木)▶「光るパジャマ」ご存じですか。暗い部屋の中で蛍光塗料したキャラクターが見えるキッズ用のパジャマです。我が子に既に春・夏と2着購入済、さらに冬用1着。毎日就寝前に暗いトイレでピカ!部屋の電気を消しピカ!すごい、本人大満足。早寝効力抜群。今年も「光るパジャマ」お世話になります。さらに本誌も引き続きよろしくお願いいたします。(鈴木)▶今回の特集は学部・学科トレンド。農学の人気が高まりつつありますが、私の福島県の実家では、例年の米作りに加え、今年から有機農法でのカラフルミニトマト栽培がスタート。しかし農村では、有機農法は環境にも健康にも良いと分かっていても、肉体的・経済的に犠牲が伴うため浸透しにくいのが実情。農業分野を担う若者の育成に期待したいところです。本年も皆様のご多幸をお祈り申し上げます。(齋藤)▶2015年がスタートしました。カレッジマネジメントも、33年目を迎えます。大学改革という言葉が新鮮だった創刊当時から一転、グローバル化・ユニバーサル化・IT化が進むなかで、大学のあり方も大きく変わってきています。場当たり的ではなく、「多面的」「長期的」「根源的」な改革の方向性を、共に考えていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。(小林)編集人/小林浩 発行人/冨塚優 発行所/株式会社リクルートホールディングス編集制作/佐々木泉美・鹿島梓・林知里・鈴木規子・齋藤桃子本社/〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワーリクルート進学ホットライン 0120-161-656(フリーダイヤル)受付時間/月〜金曜日(祝日・年末を除く)10:00〜17:00(13:00〜14:00除く)FAX 03-6834-8768DTP・印刷/図書印刷株式会社本誌の記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。◆バックナンバー・WEB限定 月次特集はこちらから◆『カレッジマネジメント』で検索http://souken.shingakunet.com/college_m/【お詫びと訂正】189号15頁図表1の中央付近「社会連携課」の緑色の矢印が上下逆になっておりました。上向きが正しい表記となります。お詫びして訂正いたします。

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