カレッジマネジメント196号
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47リクルート カレッジマネジメント196 / Jan. - Feb. 2016女子高生は76%であったことを鑑みると、多くの共働き志向の女子高生は、結婚・出産しても仕事を辞めず長く働き続けたい、『ロングキャリア志向』を持っていると言えるのではないだろうか。 一方、働き続けて欲しいと考える男子高生は48%と女子より18ポイント低かったが、昨年の3割と比べると大幅に増加しており、男子の家庭観に変化の兆しが見られた(2014年男子「働き続けて欲しい」29%)。ントとなったものの、女子は「仕事のやりがい」が「経済的理由」を上回った。背景としては、小学生時からのキャリア教育や“働く母親”の影響に加えて、2015年成立した「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」の影響を挙げる女子高生もおり、社会環境の変化がキャリア観形成に関係があることが推測される。その理由を男女別にみると(図表11-12)、男子の働き続けてほしい理由1位は「夫婦どちらかの収入だけでは生活することが難しそうだから」(48%)、2位「家庭だけでなく、社会とのつながりを持ち続けてほしいから」(36%)。女子の働き続けたい理由1位は「仕事にやりがいを感じられると思うから」(52%)、2位「夫婦どちらかの収入だけでは生活することが難しそうだから」(49%)。男女ともに「経済的な理由」は高いポイ図表9 高校生の理想の家庭像 女子(n=716) 男子(n=721) (%) 共働き家庭・計 専業者家庭・計 25.6 34.2 38.2 3.8 21.0 1.6 1.2 37.2 4.8 26.7 2.7 3.0 夫婦どちらかがフルタイム、一方がパートアルバイト、派遣などで働き続ける 夫婦ともにパートアルバイト、派遣などで働き続ける 妻は専業主婦となる 夫は専業主夫となる 夫婦ともにフルタイムで働き続ける 共働き家庭 ・計 専業者家庭 ・計 67.6 29.4 76.2 22.6 その他 図表10 結婚・出産しても 働き続けて欲しい(男子)、働き続けたい(女子) 女子(n=716) 男子(n=721) (%) あてはまる・計 あてはまらない・計 あてはまる まあ あてはまる どちらとも いえない あまり あてはまら ない 全く あてはまら ない 20.7 35.8 29.9 24.3 5.6 4.3 26.9 34.1 9.5 8.9 あてはまる ・計 あてはまら ない・計 47.5 18.4 65.7 9.9 高校生価値意識調査20151位夫婦どちらかの収入だけでは生活することが難しそうだから47.92位家庭だけでなく、社会とのつながりを持ち続けてほしいから36.13位仕事にやりがいを感じられると思うから32.94位家事と子育てだけだと息がつまると思うから23.45位経済的に自立してほしいから18.46位自分のお小遣いは自分で稼いでほしいから11.87位自分の母親が働いているから4.88位親に言われているから0.61位仕事にやりがいを感じられると思うから52.02位夫婦どちらかの収入だけでは生活することが難しそうだから48.63位経済的に自立しておきたいから48.44位自分で自由に使えるお小遣いが欲しいから43.15位家庭だけでなく、社会とのつながりを持ち続けたいから35.96位家事と子育てだけだと息がつまりそうだから25.07位自分の母親が働いているから13.08位親に言われているから1.8図表11将来、結婚・出産しても働き続けて欲しい理由(男子)(複数回答)図表12将来、結婚・出産しても働き続けたい理由(女子)(複数回答)(%)(%)

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