カレッジマネジメント203号
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74リクルート カレッジマネジメント203 / Mar. - Apr. 2017編集のおと▶あっという間に息子が2歳になりました。親になり人生観は一変しましたが、最近はカーシェアやシッターサービス等のシェアリングエコノミーが身近になり、様々な方の有休資産のお世話になりながら、何とかかんとかやっております。改めて考えるに、目新しい呼称はついていますが、昔ながらの近所づきあいや物の貸し借りと要は同じ。結局人間は助け助けられ生きていくという本質は、昔も今も変わらないのだなと思う今日この頃です。(鹿島)▶「生物の多様性」という言葉をよく聞くようになった。当編集部のある近辺でも、昆虫や鳥等、様々な生物の観察や保護が行われているそうだ。都心は意外にも環境に気を配っているのかも。『昆虫記』のファーブルは、殺さずコレクションもしなかった。捕まえて観察した後「色々なことを教えてくれてありがとう」と声をかけて野に放したとも。「生物の多様性」の前に、人間を含めた生物の命の大切さを見つめ直したい。虫が活動し始める春がすぐそこまで来ている。(佐々木)▶毎年家族でスキー旅行に行っています。でも昨年まで私は一切スキーが出来ませんでした。もっぱら娘と一緒に雪・そり遊び。でも今年から違います。家族一緒にリフトに乗り、緊張しながらも斜面をゆっくり滑り「楽しいね~」と会話をしながら楽しむことができました。と言うのも、昨年末、娘が2泊3日のスキー教室に参加したおかげ。でも私より滑りが上手になっていたのがショック。まだまだ娘には負けたくないな。(鈴木)▶昨年初めて実施した専門学校調査の結果報告はいかがでしたでしょうか。専門学校にお伺いすると、実に様々な年齢、国籍の生徒さんが同じ目的のもとに机を並べており、お互いに刺激し合う姿に感動してしまいます。この多様性溢れる場も専門学校の価値。素敵な場だなぁと思うのです。調査の報告書は進学総研サイト(http://souken.shingakunet.com/)にも掲載しておりますのでご覧ください。(牧田)▶年始早々、完全に自分の不注意で足首をひどく捻挫しました。初めての松葉杖生活で分かったことは、自分が二足歩行のありがたさを全く分かっていなかったことと、周りの人にいかに助けられて生きているかということでした。見知らぬ人まで、ドアを開けてくれたり物を持ってくれたり。なんて優しい人が溢れる社会なんだろうと改めて感じるとともに、もっと広い視野で当事者意識を持っていかなければと思いました。(松本)▶18歳人口が再び大きく減少し始める2018年を来年に控え、高等教育をめぐる政府の動向が激しくなっています。大学の東京一極集中を是正する地方大学振興のための有識者会議が始まり、私立大学の振興と雇用等に関する検討会議では、経営難の私立大学の統合を推進する方向性で検討が進められています。大学の在り方と地方創生とがセットになっているため、どうなっていくのかが読みづらくなっています。しばらく、政策動向から目が離せない状況が続きそうです。(小林)発行人/山口文洋 編集人/小林 浩 発行所/株式会社リクルートホールディングス編集制作/鹿島 梓・佐々木 泉美・牧田綾子・鈴木規子・松本 恵本社/〒104-0031 東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワーリクルート進学ホットライン 0120-161-656(フリーダイヤル)受付時間/月〜金曜日(祝日・年末年始を除く)10:00〜17:00(13:00〜14:00除く)DTP・印刷/図書印刷株式会社本誌の記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。◆バックナンバーはこちらから◆『カレッジマネジメント』で検索http://souken.shingakunet.com/college_m/教育マーケットの最新動向を、いつでもどこでも。リクルート進学総研 WEBサイトhttp://souken.shingakunet.com/college_m/  最新の教育トピックスカレッジマネジメントのバックナンバーはもちろん、高等教育機関を取り巻く環境の変化や動向についてのトピックスをリアルタイム発信します。  150を超える大学の先進事例各大学の教育改革や新たな取り組み等、豊富な事例で大学の「今」と「未来」を伝えます。テーマや地域での検索も可能です。  独自のマーケットデータ「進学ブランド力調査」「進学センサス」等高校生や高等教育に関する独自調査や、「18歳人口の推移」等のデータを掲載。エビデンスベースでのマーケット分析を行っています。321大学事例。データ。ニュース。

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