キャリアガイダンス保護者版
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融資額最高500万円程度が一般的使い道入学金や授業料などの学校納付金。信販会社から直接学校に振込金利(年)信販会社や学校によって異なるが、主に固定金利で3~4%台返済期間10年以内が一般的主な借り入れ条件入学・在学中の学生の保護者は安定した収入のある人融資額最高300万~500万円程度使い道入学金や授業料などの学校納付金が一般的だが、金融機関によっては、下宿代などの進学準備金や、塾、予備校費用などに使える場合もある金利(年)変動金利が主流で、2~4%台が一般的返済期間10年以内が一般的主な借り入れ条件金融機関によって異なるが、申し込み時20歳以上で、前年度の税込み年収が200万円以上、勤続年数1年以上など融資額子ども1人につき最高300万円使い道学校納付金、受験費用、敷金・家賃などの住居費用、教科書代や通学費用など金利(年)固定2.35%(平成26年1月20日現在)返済期間15年以内。在学中は元金据え置き可主な借り入れ条件世帯の年間収入(年間所得)が下の金額以内であること子ども1人790万円(590万円)子ども2人890万円(680万円)子ども3人990万円(770万円)※子ども1人増えるごとに、年間収入は100万円ずつ加算※要件1)勤続(営業)年数3年未満2)居住年数が1年未満3)世帯のいずれかの人が自宅外通学(予定)者4)借入申込人または配偶者が単身赴任5)海外留学資金として使う6)返済負担率が30%超7)世帯年収に占める在学費用の負担率が30%超8)「在学費用+住宅ローン」の負担率が40%超9)親族に要介護(要支援)認定を受けている人がいて、介護費用を負担している10)親族に「高額療養費制度」、「特定疾患治療研究事業」「小児慢性特定疾患治療研究事業」による医療費公的助成制度を利用している人がいて、その療養費用を負担しているその他保証基金を利用する場合、融資額から一括で差し引かれる入学時の不足分を賄うなら教育ローンを使う手も 奨学金を受給できるのは、入学後になります。入学が決まったら、すぐに支払いが必要な初年度納付金には間に合いません。入学時に必要な納付金を賄う手段としては、教育ローンを利用する方法があります。 奨学金は子ども自身が申し込み、受給するのに対し、教育ローンは収入のある親が申し込みます。貸与型の奨学金は子どもに返還の義務が生じますが、教育ローンは申し込んだ親が返済していく点が異なります。 教育ローンには、上のような種類があります。「国の教育ローン」を利用するには、世帯収入などの条件に合うことが必要ですが、昨年から年収990万円の家庭まで利用できる要件が拡充しました。当てはまる家庭は、金利が固定で低い国の教育ローンから利用するといいでしょう。 民間の教育ローンは変動金利が主流で、金融機関によって条件や金利は異なります。学校が提携する信販会社のローンは、審査が早いのが特徴ですが、金利はやや高め。 利用する際は、早めに動いて調べておくと、有利なローンを選びやすくなります。また、借入額は必要な金額だけ最小限に抑えたいものです。教育ローンの種類と利用法奨学金を補うお助け手段●民間金融機関の教育ローン●学校提携・信販会社の教育ローン●日本政策金融公庫「国の教育ローン」まずはこれから検討を!下の※要件に1つでも該当すれば990万円(770万円)まで62

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