キャリアガイダンス保護者版
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0%0%0%20%20%20%40%40%40%60%60%60%80%80%80%100%100%100%毎朝子どもを起こしている子どもの部屋を掃除している子どもが就寝するまで自分も起きている用もないのに子どもの部屋をのぞきに行く子どもの衣類は主に親が買いに行っている 子どもの携帯をチェックしている子どもの嫌いなメニューや食材は出さない子どもの外出先や週末の予定を常に把握している勉強や勉強方法について、子どもに指導している時間割を細かく把握している塾選びを保護者主導でしている今学んでいる単元など、勉強の進度をチェックしている勉強しなさいと毎日のように言っている文房具はほぼ親が買いに行っている定期テストや模擬試験の結果が悪いと、子どもを叱る進学先(高校・大学)を調べている進学先(高校・大学)の見学に行った(行こうと思う)先輩保護者から情報収集している親が希望する特定の進路を、子どもに勧めている子どもに向く仕事や学校を検討し、子どもに勧めている子どものために大学の資料などを取り寄せたことがある子どもの選んだ進路やなるための方法を研究している子どもが出かける前、忘れ物や服装の寒暖調節などを気遣っている「何時までに○○(TV、食事、ゲーム等)しなさい」という会話をよくする子どもに質問されてもいいように自分も勉強 している科目がある子どもの教科書やノートをチェックし、勉強への取り組み態度を確認している定期テストや模擬試験の結果を子どもよりも分析・理解しているある特定の進路・職業について、親は反対だと子どもに伝えている向いている科目や文理選択などは親が判断しアドバイスしている子どもに希望の進路を尋ねたり、早く進路を決めなさいと促している保護者の言い分保護者の言い分保護者の言い分先輩保護者の実態をチェックしてもらいました!生活編勉強編進路選択編右ページと同じ内容で先輩保護者にアンケート。その回答に対してご意見番の先生の感想をうかがいました。ご意見番の先生方「ハードな部活と勉強の両立で睡眠時間が少ないので起こしている」「風邪をひくと困るから、服装のチェックは親の務め」「子どもが勉強しているのに先に寝るのは気が引ける」「費用は親が払っているし、携帯をチェックするのも親の義務」「成人するまでは親の管理下にあるので、外出先は把握しておきたい」「大学を本人が調べる時間がないので親がやっている」「3年になってから進路を決めるのでは遅いから」「就職難の時代なので安定した職に就いてほしい」「経験の少ない子どもに知恵を与えるのが親の務め」「親にも情報がないと子どもにアドバイスできない」「子どもと親が一体となって勉強に取り組む姿勢が大切」「『勉強しなさい』は単なる口癖」「子どもに質問されてもいいように自分も勉強している」「客観的にアドバイスしたいので試験結果は把握している」「試験の結果が悪くて叱る人がいないと危機感がなくなる」自分から起きたり掃除したりしてくれたら親もうれしいはずですね。できるまでやらせてみてはどうでしょう?子どもの世話を焼くことについて親子で話し合った結果がどうかが大事です。(南野先生)逆の立場で、親が子どもから毎日「お母さん今日もちゃんと働いて」って言われたらイヤですよね?(笑)。試験の結果も、叱って成績が上がる効果を感じている人は少ないのではないでしょうか?(南野先生)子どもの情報や判断は、狭くて偏っていることが多いため、親の想いとは食い違いが多々ありますが、頭から否定はせずに、聞く耳を持って相談相手になってあげてください。(南野先生)高校生になったら急に勉強し始めるわけではないので、毎日言う必要はないですが、促すことはしてほしいですね。試験は結果よりプロセスが大事なので、少しでも成績が上がったらほめてあげましょう。(前岡先生)進学先を調べる際、大学名からではなく、子どもがやりたいことが学べる学部や学科から調べてほしいですね。進路は親子でぜひ話し合ってほしいですが、「早く」と催促する必要はないですね。(前岡先生)「親の務め」や「義務」と言う言葉の裏に、親自身の不安解消のためにやっている「監視」は、子どもの自立・自律にかえって逆効果です。(前岡先生)大阪府立高校初の男性家庭科教員として「生き方」を考える授業を展開。10ページで「自立」について具体的に語ってくださっています。進路指導部を「キャリアセンター」とする中村中学・高校の同センター長。11ページで保護者の「支援」について語ってくださっています。大阪府立八尾北高校南野忠晴先生私立中村中学・高校前岡克美先生■高校入学後もやっていた(やっている) ■中学生までやっていた ■小学生以下ではやっていた ■やったことがない■高校入学後もやっていた(やっている) ■中学生までやっていた ■小学生以下ではやっていた ■やったことがない■高校入学後もやっていた(やっている) ■中学生までやっていた ■小学生以下ではやっていた ■やったことがない「正解」はありませんが、そのかかわりは子どもの幸せに結びついていくか考えていきましょう!*アンケート概要:高校1年生、2年生の子を持つ全国の保護者400名に、インターネットで調査。 調査期間:2013年12月下旬。調査協力:株式会社マクロミル7

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