高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2015
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高校生の今保護者の知らない(%)(%)(%)(%)■ある ■ない ■無回答■よく話す ■時々話す ■あまり話さない ■まったく話さない ■無回答2013年2013年2013年2013年男子(n=937)男子(n=937)父親(n=193)父親(n=193)女子(n=1074)女子(n=1074)母親(n=1459)母親(n=1459)性別性別続柄別続柄別全体(n=2043)全体(n=2043)全体(n=1696)全体(n=1696)高校生高校生高校生保護者保護者保護者24%が話し合った経験が「ある」44%が「保護者の仕事について話す」54%が「なりたい」56%が話し合った経験が「ある」66%が「仕事について話す」39%が「なってほしい」■ぜひなりたい ■できればなりたい ■どちらでもよい ■あまりなりたいと思わない ■なりたいと思わない ■無回答■ぜひなってほしい ■できればなってほしい ■どちらでもよい  ■あまりなってほしいと思わない ■なってほしいと思わない ■無回答(%)(%)2013年2013年男子(n=937)父親(n=193)女子(n=1074)母親(n=1459)性別続柄別全体(n=2043)全体(n=1696)(万人)(%)(年)●中途退学者数 ●中途退学率 お子さんと「なぜ勉強するのか」について話し合ったことがあるでしょうか? そのことを親子それぞれに尋ねたところ、回答に大きなギャップが見られました(図1)。「ある」と答えた高校生は24%、保護者は56%。保護者が「話し合った」と認識しても、子どもは「記憶にない」あるいは「話し合ったのではなく、言われただけ」ととらえているかもしれません。親子間の会話においては、このような相違があり得ることを示すデータといえるでしょう。 同様に「保護者の仕事に関する会話があるか」と尋ねたところ、「ある」と答えた高校生は44%、保護者は66%とギャップがありました(図2)。 また、「グローバル社会で通用する人材になりたいか」という問いに対して「なりたい」という高校生は54%、「なってほしい」という保護者は39%(図3)。子どものほうが意欲の高い様子で、頼もしく感じます。 最後に、保護者世代の高校時代と現在とを比較したデータをひとつ。高校中途退学者数は減少しています(図4)。が、通信制高校への転校などは増加しており、一概に状況が良くなったとは言えないようです。親子コミュニケーションにギャップはないか?図1 「なぜ勉強しなければいけないのか」 話し合った経験 (高校生・保護者/単一回答)図2 保護者の仕事(内容、楽しさ、大変さ)についての会話 (高校生・保護者/単一回答)図3 グローバル社会で通用する人材への願望 (高校生・保護者/単一回答)出典:「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」文部科学省(平成24年度)出典:図1~3「高校生と保護者の進路に関する意識調査2013」一般社団法人全国高等学校PTA連合会・株式会社リクルートマーケティングパートナーズ合同調査保護者は「子どもと考えが同じ」と思っていても、子どもは違うように考えていることがあるものです。ここでは小社「高校生と保護者の進路に関する意識調査」などをベースに、親子のギャップを見ていきます。1985年は114834人2012年は51780人[図4 中途退学者数および中途退学率の推移] 約30年間で半減24

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