高校生の保護者のためのキャリアガイダンス2016
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学びの内容授業・先生資格取得学習支援入学前後のサポート体制を確認したい推薦入試の場合、入学までの時間を生かし、高校の学習内容を振り返ったり、一般入試同様、学習経験を積むことで自信を持たせてあげることも有効な支援ですね。学校側にも、授業理解がスムーズに進むように、「入学前教育」や習熟度別のクラス編成、高校の内容から復習するリメディアル授業などていねいな指導が広がっています。学習支援体制についても知っておくと安心です。 取得できるのか、取得に向けてのサポート体制はどうなっているか目指したい資格があれば、まずその学校、学部・学科で取得できるのか、目指せるのかを確認しましょう。学校や専攻によって取得できなかったり、1級2級といった取得可能なレベルの差や卒業後に必要な実務経験の期間が違っていることもあります。卒業生の合格率や資格取得に向けての授業の開設などサポート体制の有無の確認、何週間にもわたる実習がある場合は、それに耐えられるか在校生の様子を知るのも忘れずに。(高校2年男子母)「 息子は教員の資格を取りたいと 言っています。自分だけで 頑張れるものなんでしょうか?」「何を学ぶか」+「どう学ぶのか」。学び方の特色も大事興味のある学問系統から学部・学科を絞り込んでいきます。同じ学部・学科名でも学校によって力を入れているところが違い、学ぶ内容が異なることも多いので、名称だけでの判断は禁物です。少人数制をとっていたり、学外の企業と連携したプログラムがあるなど、授業スタイルや学び方の特色もさまざまです。授業科目、先生方の専門分野、研究室の内容などにも注目しておきましょう。(高校2年男子母)「 同じ学科名がずらり。 息子がやりたいことは どの大学でもできるかしら…」(高校2年男子母)「 推薦入試だと一般入試の入学者より 学力が劣りますか? 入学してからついていけるか心配です」学校パンフでチェックしたい7つのポイントお子さんの進路について心配だったり、疑問に思うことはありませんか。まずは巻末のはがきを使って、気になっている学校からパンフレットを取り寄せて読んでみてはいかがでしょう。その時、ここでご紹介する基本のポイントを忘れずにチェックしてみてください。できるだけ多くの学校を比較してみることをお勧めします。進路選びの疑問や不安は調べて解消!64for Parent 201664

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