京都造形芸術大学 歴史遺産学科はこんな学科
■ ものに込められた思いや社会的背景を大切にしつつ、古文書や美術作品の分析・保存修復技術を、理論・技術面から研究。
| ■募集人数 | 35人 |
| ■初年度納入金 | 2009年度納入金 135万円 (入学金20万円含む。分割可能) |
京都造形芸術大学 歴史遺産学科の特長
■ 歴史遺産や文化財の保存・修復方法を研究し、当時の社会や人々の交流を知る
文化財保存修復コースでは、歴史遺産が作られた時代の素材や技法を明らかにし、科学的な知識や先端技術を駆使した保存・修復方法を研究する。成分の自然科学的分析から、素材が採取・生産された国や地域、日本に伝えられた経路を推測。歴史を解明し、人々の交流を知るために文化財科学・保存修復の専門技術を学ぶ
■ 有形・無形の文化遺産を幅広い視点から実地研究し、人間の精神を探る
文化遺産コースでは、年中行事や儀礼、能・狂言、舞などの芸能、茶の湯や生け花といった有形・無形の文化遺産を、フィールドワークを通して調査・研究する。宗教学・民俗学、文化人類学、都市社会学、建築学、美術史学など幅広い視点を活用。文化遺産が作られた背景や環境を解明し、それに込められた人間の精神を探る
■ 埋蔵文化財の発掘現場に出向く実習や、美術品の保存・修復など、実践的な授業が豊富
文化財保存修復コースの「文化財実習」は、埋蔵文化財の記録や公開のため、発掘現場や研究施設などを見学し、現地講師から講義を受ける。「文化財演習」は、東洋美術の修復家・尾立和則教授から掛軸や襖絵、古文書の保存修復法を学ぶ。そのほか、京都の年中行事を調査する「フィールドワーク」など、実践的な授業が揃う
■ 祇園祭のフィールドワークでは山鉾町を訪ねて町並みや神事の実態を調査
祇園祭の調査では学生が山鉾町を訪ね、民家での神事の実態や生活ぶりをリサーチ。祭そのものから背景にある都市文化、生活文化までを広く探るほか、行事運営にも実際に関わっていく。こうしたフィールドワークには、文化財保護事業分野の専門家などが非常勤講師として同行し、現地調査に関する指導やサポートも行ってくれる
■ 各コースが自由に交流するコラボレーション型教育システム
きめ細やかな各コース専門授業と同時に4年間行われるコラボレーション型授業は、コースのフレームを取り払った制作教育システム。05年度は秋元康教授、宮本亜門教授らがコースを超えた制作指導を1年間行い、大学教育のこれまでの枠組みではできなかった社会参加型の制作教育スタイルを実現
■ 中国・西安市から出土した文化財の“共同保護研究”など、実践的な学科共通の学びを用意
学科共通の学びとして、京都の大文字焼きに関するフィールドワークをはじめ、調査方法の基礎を身につける歴史遺産基礎演習、伊勢神宮を訪れる研修旅行などを実施。さらに「西安市文物保護考古所」との提携により、中国の古都・西安市内から出土した前漢代の壁画など、貴重な文化財の共同保護研究に携わることが可能だ
