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私立大学/愛知

アイチコウギョウダイガク

先生・教授

がん細胞に直接届く治療薬開発(RNA創薬)に挑戦する 先生

北出 幸夫 教授

工学部

【化学】
がん治療 ・RNA創薬 ・有機化学

コピーミスなどによって生まれた突然変異の細胞=異常な細胞は、免疫細胞の攻撃を受けて死滅します。ところが攻撃を逃れた異常な細胞が、異常な細胞のコピー(細胞分裂)を繰り返して増殖し、悪性腫瘍になります。これが「がん」と呼ばれるもので、「がん発生のメカニズム」でもあります。私が行っている研究は、小さな核酸分子であるマイクロRNA(リボ核酸)によるRNA創薬の開発です。具体的には、細胞一つひとつのアポトーシス(本来の寿命)を促す特性を持ったマイクロRNAを人工的に作り、異常な細胞に送り届けて死滅させ、細胞分裂を食い止め、数自体も減らす「がん治療薬」の開発。しかしマイクロRNAは分解されやすい性質です。そのため安定した状態で、しかも効率よく異常な細胞に届くマイクロRNAの開発が、創薬の世界全体の課題になっています。

私たちが開発した人工核酸を用いて、イヌのメラノーマ(皮膚がん)の臨床試験も進めています。

授業・ゼミの雰囲気

最先端の研究を行い、最新の研究内容や技術について紹介し合う「生体機能物質化学・細胞分子生物学研究室」

北出研究室では、主にRNA創薬研究の実験研究指導を行っている。また学生たちの卒業研究指導として、RNA創薬に関連した最新記事が掲載されている専門雑誌(英語論文)を取り上げる「文献ゼミ」も実施。最新技術や研究内容について学生たちが紹介し合い、北出教授が解説を加えている。北出教授は「生体内で安定した状態を維持しながら機能を発揮するマイクロRNAをつくること。そしてそのマイクロRNAをターゲットである異常な細胞に効率よく届ける技術・DDS(ドラッグデリバリーシステム)の開発が、私の研究室の目標です」と語ってくれた。

北出研究室の学生たち全員が、大学院に進学して自分の専門分野をさらに究めたいと考えている。

キミへのメッセージ

2017年9月、4階建ての「応用化学科バイオ環境化学実験棟」が完成予定です。

実験棟の4階は、「ゲノム創薬化学研究室」の専用フロアとしてRNA創薬研究のための最新設備も導入します。いま私たちが行っている「がん」「遺伝病」など難病の克服に有用なRNA創薬研究をいっしょに推進しましょう。

この先生・教授に出会えるのは…

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※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。
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