金沢工業大学、高校生対象「平成29年度 KIT数理講座」7/15開催

金沢工業大学数理工教育研究センターは、高校生を対象に「平成29年度 KIT数理講座」を7月15日(土)に開催する。

 

この講座では、数学や理科・科学・ものづくりに興味のある高校生に、普段とは異なる側面での数理の面白さ、モノづくりにおける数学・物理の重要性を紹介する。当日は2つのテーマを用意した。

 

テーマ1は、『振り子は語る「地球は回っているぞ!」』(講師:中村晃教授)。パリで、フーコーという人が、世界で初めて地球が自転していることを、1851年に振り子による実験で示した。日本においても、各地に10mを超える大型のフーコーの振り子が設置されている。

 

同講座では、このフーコーの振り子の原理を理解するために、簡単で楽しい実験を行う。また、長さが2mほどの小型のフーコーの振り子を用いて、実験により地球の自転を観測する。

 

テーマ2は、『光と色の不思議』(講師:大藪又茂教授)。私たちの周りのテレビ、スマホ、照明には光と色があふれている。これらの色は「光の三原色」(R(赤)・G(緑)・B(青))の混合によって作られている。一方、私たちが目にするカラー印刷は、シアン・マゼンタ・イエローの「色の三原色」の混合によって作られている。

 

講座では、このR、G、Bの3色のLEDやプリズム、色フィルターなどを使って、色に関するさまざまな実験を行う。「光の三原色」と「色の三原色」との関係から、「色」がどのようにして生成されるのかなどを考える。

 

【概要】

●日時:平成29年7月15日(土)13:00~16:30

●場所:金沢工業大学 23号館 409教室

●対象:高校生

●定員:50名(先着順)

●受講料:無料

●申込方法:メール、FAX・郵送

●申込締切:平成29年7月4日(火)17:00

 

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