高校生の今

深い授業にグッとくる! 本当に身になる全国の総合学習

深い授業にグッとくる! 本当に身になる全国の総合学習

“生きる力”を養うために始まった科目といわれている「総合的な学習の時間」、通称「総合学習」。どんな授業を行うかは、学校によって異なるようだけど、みんなはどんな授業を受けて何を感じたんだろう?

 

そこで、全国の高校生449人に「“考え方が変わった”“実生活に役立った”と思う総合学習や道徳の授業」についてアンケート調査を実施(※)。その回答をジャンルごとにご紹介!

 
 

■命の尊さ、平和の大切さを伝える授業が胸に響いた

 

「戦争や原爆の被害について学習した。戦時中の生活のツラさを知ることで、自分の今の生活が恵まれていることに気づいた」(高1男子・大阪)

 

「広島の原爆について調べて発表する授業がありました。自分のおばあちゃんにも話を聞いて、私と同じぐらいの年齢の時に大変な暮らしの中で必死に生きていたことを
知って…。『自分は何してるんだろう…しっかりしなきゃ!』って思いました」(高1女子・神奈川)

 

「震災のドキュメンタリー番組を先生が見せてくれた。それ以来、『機会があるならボランティアに行きたい。役に立てることがあれば何かしたい』と思うようになった」(高3女子・静岡)

 

さまざまな総合学習の中でも、たくさんの命が奪われた震災や戦争に関する授業が特に印象的だったという人が多かった。悲惨な現実を知り、“普通の日常が送れる幸せ”を実感したり、“自分も何かしなきゃ”と我が身を振り返ったりと、意識が変わった人が多いみたい。

 

深い授業にグッとくる! 本当に身になる全国の総合学習

 
 

■将来、仕事について本気で考えるきっかけに…

 

「競艇学校でボートレーサーを目指す人たちのドキュメンタリーを観て、お金を稼げるようになるのは決して簡単なことじゃないってわかった」(高1男子・北海道)

 

「冊子が配られて、生まれた時から今までの自分年表を作った。これからの未来の年表も作ったけど、自分はやりたいことがまだ全然定まってないことに気づいて、このままじゃダメだと思った」(高3女子・千葉)

 

仕事を身近に感じられる授業や今後の将来を考えさせる授業が強く心に残っている人も。大人になって仕事を始める自分をリアルに想像することで、社会の厳しさを知ったり、「自分の進路について本気で考えるようになった」(高1女子・愛知)といった声が多く集まった。

 

深い授業にグッとくる! 本当に身になる全国の総合学習

 
 

■相手の立場になって気持ちを想像するきっかけに…

 

「『自分が親になったら?』というテーマで話し合いをした。親がとても頑張って働いて、自分を養ってくれていることを改めて実感した」(高1女子・沖縄)

 

「“イジり”と“いじめ”の違いについてディスカッションして、自分のやっていることを考え直したいと思った」(高2男子・大阪)

 

今まで考えたことがなかったことをみんなで議論する総合学習で“気づき”を得たというケースもあった。ディスカッション系の授業は“いじめ”“友達”をテーマにする学校が多く、人との接し方を考え直すきっかけになったという人も多かった。

 

深い授業にグッとくる! 本当に身になる全国の総合学習

 
 

さまざまな角度から自分を見つめ直すことができる総合学習。アナタの胸に響いた総合学習はなに?

 

※2015年1月/リクナビ進学調べ

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岡本温子 short cut ライター

岡本温子/short cut

1984年1月生まれ。佐賀県出身。体育系大学卒、保健体育の教員免許アリと経歴は体育会系ですが、見た目は色白もやしっこ(中身は少し体育会系)。ライター事務所・ショートカット所属し、webメディアや雑誌で原稿を執筆しています。

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