好奇心の授業テーマ一覧へ
好奇心の授業
次代を担う「理学療法」の“ツボ”発見!知ってました?世界の常識。
足の甲にある衝陽(しょうよう)というツボを手で圧迫
波形=各筋肉の収縮がわかる
ほら!筋肉の収縮がピタッと
日本と異なる、諸外国の当たり前
理学療法士(PT)といえば、病院などで患者様のリハビリに携わる職業だということは、皆さんもある程度ご存知ですよね。では、そのリハビリテーションの現場で、PTが行う理学療法以外に、どんな医療が今注目を集めているのかを知っていますか?それは、ズバリ“鍼灸(しんきゅう)”。鍼灸とは、鍼(はり)や灸(きゅう)を用いて人体にある経穴(ツボ)を刺激することにより、自己治癒力を高めながら疾患を治療するといったもの。実は、世界のリハビリテーションの現場では、すでに“理学療法と鍼灸治療の併用”はとってもポピュラーなことなんです。
例えばこんな「理学療法×鍼灸」
海外では鍼灸治療も行えるPTが多い中、日本のリハビリテーションの現場ではまだ馴染みの薄い鍼灸。しかし2005年、一人の日本人PTが、鍼灸の理論をうまく取り入れた“新しい理学療法”を発表しました。その名も、『経穴刺激理学療法(けいけつしげきりがくりょうほう)』。簡単にいえば、鍼灸でいうところの“ツボ”をPTが手で圧迫する方法で、データ的にもその効果は一目瞭然。世界理学療法学会において、諸外国の先生方から高い支持を得ています。こういった鍼を使わない併用の仕方など、様々な“理学療法×鍼灸”があるんですね。
理学療法×鍼灸の秘められた可能性
ここまで読めば、リハビリテーションの中で鍼灸が注目されているワケを納得できたはず。もともと、人の身体全体はつながっていると考える鍼灸と、一つの疾患ではなく患者様の身体全体を捉えて治すといった理学療法は、治療に対する根本的な概念がとてもよく似ています。
こんなところも、“理学療法×鍼灸”で治療効果が高まる理由の一つかもしれません。何より、大切なのは「患者様を治せるか」ということ。先に紹介した『経穴刺激理学療法』をはじめ、理学療法・鍼灸の融合に関しては、まだまだたくさんの可能性が秘められているんですよ。
リハビリテーション学
関西医療大学 保健医療学部
保健医療学部では、「鍼灸学科(東洋医療コース・スポーツトレーナーコース)」と「理学療法学科」を設置。2008年4月には、柔道整復師を養成する「ヘルスプロモーション整復学科」が新たにスタートします。理学療法学科では、『経穴刺激理学療法』を考案した鈴木俊明先生をはじめ、豊富な臨床経験を持つ優れた理学療法士のもと、実際の現場に即した本格的な理学療法を身につけることが可能。さらに鍼灸学科と連携し、“理学療法と鍼灸治療の併用”といった新たな学びも積極的に行い、次代の医療をリードできる高度な専門性を備えた理学療法士の育成をめざします。
投票後に、みんなのコメントも見られるよ!
投票せずになるほ度とコメントを見る
投票結果ランキングへ