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好奇心の授業
地理・歴史・文化
紫式部と清少納言はライバルだった?
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負けないわよ!
平安の文学サロン
まず、古典の復習です。
紫式部、清少納言の代表作は?
紫式部は「源氏物語」、清少納言は「枕草子」ですね。バッチリでしたか?
さて、この二人がライバルだったことをご存知でしょうか?彼女たちが生きた当時の天皇、一条天皇には2人の中宮(皇后)がいました。一人は彰子。もう一人は定子です。それぞれの中宮の周りでは、歌や文学などを興じるサロンができ、すばらしい作品を生み出すことがそのサロンの自慢にもなっていました。しかも、「ウチのサロンの方がすばらしいわよ」というような感じで、お互いがけん制し合っていたのです。
そのサロンにいたのが紫式部と清少納言でした。紫式部は、彰子のサロン。清少納言は定子のサロンにです。そう、彼女たちがいたサロン同士がライバルだったのです。ただ、二人はサロン以上にお互いを意識していたようです…
紫式部VS清少納言
さて二人の文学バトルは、いかに?
まず、先制したのが清少納言です。「枕草子」が、世間で「すばらしい!」と注目を集めます。してやったりの清少納言、しかも紫式部の夫の悪口も少し書いたり…
さあ、紫式部はどう出たのでしょう。紫式部が考えたのは、「枕草子」のように日記を織り込んだ随筆形式ではなく、女性が書くものでは初めての長編ものを書いてみようと。それが、「源氏物語」だったのです。細かな女性特有の心理描写はまさに斬新でした。「源氏物語」は、「枕草子」に劣らず大好評。さらに日本文学史上最高の作品と言われるまでになったのです。
さて、バトルの勝者は?その判断は任せるとして、「源氏物語」が生まれたのは、紫式部の清少納言への対抗意識もあったからだとわかります。清少納言に書けないものは何かと紫式部が考えた結果、日本に新しい文学が誕生したのです。すばらしい作品の裏には、意外な背景があるんですね。ちなみに紫式部も、清少納言の悪口を日記に書いています…
(取材協力:天理大学仁尾雅信教授)
これって実は・・・ 国文学
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天理大学 文学部 国文学国語学科詳細
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輪講で、文学散策
国文学科国語学科では、上代から中古、近世、現代に至るまで、さまざまな文学作品を研究・特論・演習を通して幅広く学習します。文学作品を読み解くための豊かな感性を育むため、国文学と国語学の両面から体系立てた学びを用意しています。また、蔵書約200万冊、多くの国宝・重要文化財などで世界的に有名な「天理図書館」で、実際に貴重な資料を実際に手にしながら研究を行なうことができます。さらに、教員の指導のもと、各学生が意見交換や研究発表を行なう「輪講」では、文学散策や文学ゆかりの地への合宿なども頻繁に行なっています。
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