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農学部
農学部のキャンパスは、280,000平方メートルと広大で、研究棟、講義棟、大学図書館に加え、付属の農場、家畜病院、硬蛋白質利用研究施設、遺伝子実験施設などが配置されている。
生物生産学科では、日本および世界の農業を広く深く理解し、農業にかかわる最先端の科学と技術に関する知識を身につける。そして、農業の持続的発展や農産物の流通・加工・消費、農業の多面的機能の積極的利用に生かすことのできる人材の養成を目指す。
そのために、生産技術環境、植物生産、動物生産、農業経営経済の4系の基礎的事項を理解し、その上で個々人の選択に基づき、個別分野に重点を置いた履修や、全分野型の履修を進める。
応用生物科学科では、化学と生物学を基盤として、分子、細胞、個体、個体と群集の活動、その相互作用に至る一連の生命現象と生物機能の解明、さらにそれらを応用して人類に有益な生命科学の発展に寄与することを目標に、教育・研究を行う。特に、農業というバックグラウンドを生かしながら、「生命」と「生物」をより身近なものとしてとらえるようにカリキュラムを工夫していることが大きな特徴。
環境資源科学科では、人類が地球と調和して生きていくための科学を作り出し、そのような科学のバックグラウンドを身につけた人材の育成を目指す。環境保護学と資源物質科学のふたつの講座からなる。環境保護学講座には、環境汚染物質が自然界でどのように挙動し、動植物に影響を与えているかをつきとめ、それらの物質を分解・浄化する手法を扱う研究室がある。資源物質科学講座では、二酸化炭素の巨大な貯蔵庫ともいえる植物バイオマスがターゲット。資源の有効利用や木質資源リサイクルを中心に理解を深め、森林資源の利用についてトータルに研究する。
地域生態システム学科では、自然環境と人間社会の生産活動が共存する地域環境空間の設計がテーマ。森林、農村、田園、都市などを含む空間をひとつの連続した「地域」としてとらえ、そこに広がる生態系に着目した新しい教育・研究を展開している。自らの手で、学習し、体験することにより、野生動物や自然植生、森林・緑地、農業や農山村文化の役割を、地域から地球的スケールで考え、自然と人との調和を実践・実証し、環境・資源の再生や保全に取り組む人材を育てていく。
獣医学科では、獣医学の多岐にわたる分野で社会に貢献できる人材の育成を目指している。動物の疾病の治療と予防を学び、関連領域の知識や技術を修得するのが、カリキュラムのベースとなる。獣医学科専門科目では基礎・病態科目から臨床・応用科目へと順序よく学んでいけるように授業科目が用意されている。特に臨床実習、フィールドワーク、実験などを重視し、最新の設備を導入して充実した教育を行う。5・6年次には研究室に所属し、少人数での充実した指導の下で特別研究論文を作成し、卒業直前に獣医師の国家試験を受ける。